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テレビの音が出ない!確認すべきポイントや自分でできる対処法と処分方法を解説

テレビ.音が出ない

テレビの音が出ない不具合が発生すると誰でも故障を疑い不安になる方が多いでしょう。

  • 修理費はいくらかかるのか
  • 保証書はどこにあるっけ?
  • 買ってからそこまで時間が経っていないのに…

上記のような気持になり、焦る気持ちも出てきますが、まずは状況を確認して、自分で対応可能なのか、修理が必要なのかを判断することが重要です。

本記事では、テレビの音が出ない不具合が生じた際にまず確認すべきポイントと、自分でできる対処法、故障していた場合の処分方法について解説します。

運営会社

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テレビの音が出ないと思ったときに確認すべきこと

テレビの音が出ないときは、故障を疑う前に基本的な確認が大切です。

まず設定ミスや接続トラブルやリモコンやテレビ本体の操作ミスなどがないかなど、簡単に解決できる原因を探しましょう。 

設定ミスや接続トラブル

音が出ない原因として、設定ミスや接続トラブルが挙げられます。

例えば、テレビや外部機器の音量設定がミュートになっていたり、スピーカー出力先が間違っていることがあります。

また、HDMIや音声ケーブルが緩んでいるだけで音が途切れる場合もあります。

そのため、まず設定と配線を確認することが、トラブル解決の第一歩です。

確認方法を簡単にまとめると以下になります。

■設定ミスを確認

項目内容
音量設定ミュート(消音)になっていないか、音量が極端に小さくなっていないか確認
音声出力設定テレビの設定メニューで「スピーカー出力」が「テレビ本体」または「内蔵スピーカー」になっているか確認。
音声モードの確認「PCM」や「Dolby Digital」などの出力モードが、接続機器(レコーダー・スピーカーなど)に対応しているか確認

■接続トラブルを確認

項目内容
ケーブルの抜け・断線HDMIケーブルや光デジタルケーブルがしっかり差し込まれているか確認。
外部機器の電源と出力先Blu-rayレコーダーやゲーム機を接続している場合、電源が入っているか、正しい入力端子(HDMI1、HDMI2など)が選ばれているか確認。
サウンドバー・外部スピーカーBluetooth接続やARC(HDMI連動)設定が途切れていないか確認。

参考:ソニー

リモコンやテレビ本体の操作ミス

音が出ない原因として、リモコンやテレビ本体の操作ミスが原因が挙げられます。

例えば、誤ってミュートボタンを押していたり、音量を最小にしてしまっているケースがあります。

また、入力切替を間違えて別のチャンネルや外部機器を選んでいる場合もあります。

そのため、まずリモコンの操作内容やテレビ本体の設定を確認することが大切です。

確認方法を簡単にまとめると以下になります。

■リモコンを確認

  • ミュート(消音)ボタンが押されていないか確認
  • 音量ボタン(+/−)を押して、音量が上がるか確認

■テレビ本体を確認

  • 本体ボタンの操作で音量の上げ下げをして確認
  • イヤホン端子の確認

参考:ソニー

テレビの音が出ない場合の原因をタイプ別に紹介

テレビの音が出ない原因は、設定・接続・機器の不具合などさまざまです。

ここでは、主なタイプ別に原因を分かりやすく紹介します。

接続機器の不具合

テレビの音が出ない原因として、接続機器の不具合が挙げられます。

例えば、外部スピーカーやレコーダー、ゲーム機などの機器が正常に動作していない場合、音声信号が正しく伝わりません。

ケーブルの断線や接触不良、機器の設定ミスが原因のこともあります。

そのため、接続機器の電源や設定、配線の状態を一つずつ確認することが重要です。

接続機器の不具合を簡単に挙げますと以下のようになります。

項目内容
ケーブルの抜けや断線HDMIや音声ケーブルがしっかり差し込まれていないと、映像は出ても音が出ないことがあります。
入力切替の誤りレコーダーやゲーム機などを接続している場合、テレビの入力(HDMI1、HDMI2など)が正しいか確認します。
外部機器側の音声設定Blu-rayレコーダーやFire TV Stickなどの音声出力設定が「無効」や「外部機器専用」になっている場合、テレビでは音が出ません。
Bluetooth・サウンドバーの接続不良ワイヤレススピーカーとの接続が切れていると、音声がどこにも出力されないことがあります。

参考:ソニー

テレビ本体のスピーカーの故障

テレビの音が出ない原因として、テレビ本体のスピーカー故障が原因が挙げられます。

長期間の使用や高音量での視聴により、スピーカー内部の部品が劣化することがあります。

また、落下や衝撃、湿気によって音が歪んだり全く出なくなるケースもあります。

このような場合は、修理や外部スピーカーの利用を検討することが必要です。

テレビ本体のスピーカーの故障の例を挙げると以下のようなものがあります。

項目内容
経年劣化長年の使用でスピーカー内部の振動板やコイルが劣化し、音割れや無音になることがあります。
過大音量による損傷大音量で長時間使用すると、スピーカー内部の部品が熱や振動で破損することがあります。
水分や湿気の侵入加湿器の近くや湿度の高い場所で使用すると、内部に水分が入りスピーカーがショートする場合があります。
ほこりや異物の混入スピーカー部分にほこりやゴミが溜まると、振動板の動きが妨げられ、音がこもったり出なくなったりします。
基板やアンプ回路の故障スピーカー自体が正常でも、テレビ内部の音声回路が故障していると音が出ません。

参考:ソニー

ソフトウェアや設定エラー

テレビの音が出ない原因として、ソフトウェアや設定エラーが挙げられます。

アップデートの不具合や設定変更によって、音声出力が正しく動作しなくなることがあります。

たとえば、外部機器との接続設定が自動的に変更されたり、システム更新後に音声データが認識されない場合があります。

そのため、再起動や初期化、最新ソフトウェアの確認を行うことが効果的です。

ソフトウェアや設定エラーの例を挙げると以下のようになります。

項目内容
音声出力先の誤設定設定メニューで「外部スピーカー」や「Bluetooth出力」が選ばれていると、テレビ本体から音が出ません。
音声フォーマットの非対応テレビが再生できない音声形式(Dolby Digital、DTSなど)が選ばれている場合、無音になることがあります。
ソフトウェアの不具合テレビのシステム更新中や不具合により、音声機能が一時的に動作しないことがあります。
HDMI-CEC(機器連動)設定のエラー連携機能(ARCやCEC)が誤作動すると、外部機器の音声が出力されないことがあります。
Bluetooth接続の優先Bluetoothスピーカーやイヤホンが自動接続され、テレビスピーカーから音が出ないことがあります。

参考:ソニー

テレビの音が出ないときに自分でできる対処法

テレビの音が出ないときは、接続不良や設定エラーが原因かもしれません。

ここでは、自分で試す方法のなかで、直る可能性があるものを3つ解説いたします。

修理を依頼する前にこれらの方法を試すと、直るかもしれません。

1分で解決!試す価値のあるリセット方法

テレビは、一時的に誤動作が発生する可能性がありますが、リセットすればその状態をクリアにできます。

そのため、テレビをリセットする方法が有効です。

テレビの内部にある回路・ソフトウェアをクリアにするために、数分放置しなければいけません。

ケーブルを抜いてから再接続する

テレビにHDMIや光ケーブル、AVケーブルなどの端子が半端に刺さっていたり、接続不良が起きていたりする場合は、再接続によって直る可能性があります。

ただし、ケーブルが極端に折れ曲がっている場合は、断線している可能性があるため、この方法では直りません。

外部スピーカーやサウンドバーの設定確認

テレビの音声の出力先をチェックしてみて、テレビ本体スピーカーや内蔵スピーカーになっているかどうかをチェックしてください。

もし外部スピーカーとなっていれば、テレビ本体に出力先を戻してあげましょう。

これで音が出た場合は、外部スピーカーに戻してみて、音が出るかどうかをチェックしてください。

もし音が出ない場合は、Bluetoothなどに異常が発生しているかもしれません。

上記説明は以下の動画を参考に作成しています。

自分で対処してもテレビの音が出ない場合

自分で対処する方法を試しても音が出ない場合は、テレビ本体に異常が発生しているかもしれません。

それぞれの対処法について詳しく見ていきましょう。

修理を依頼する

テレビの音が出ず、自分でも対処できない場合、まずは修理を検討しましょう。

基本的には製造しているメーカーに修理を出すことになりますが、民間の修理業者に依頼もできます。

修理費用の相場を知っておけば、修理にするか買い替えるかどうかの判断材料にもなります。

ここでは、修理費用の相場について解説しますので、事前に確認しておきましょう。

国民生活センターの消費者へのアンケート調査によると、約2割の人が、保証期間内であっても有償修理対応となる条件が保証書に記載されていることを知りませんでした。という回答が得られています。

メーカー保証期間内であれば基本無償で修理を依頼できますが、テレビの破損状態により対象外となる可能性があるため注意してください。

メーカーに依頼する場合の費用相場

主なメーカーの修理費用相場は以下のとおりです。

メーカー画面サイズ/機種例修理費用の目安/備考
Panasonic一般修理(小型〜中型)
出張料 約4,950円+技術料+部品代あり。
Panasonicパネル交換等の重大修理55インチ機種で約239,000円
Sony32型未満(2017年以降発売モデル)約28,000円
Sony44〜74型機(2017年以降)約43,000円
Sonyパネル交換/大型4K・有機EL機40インチ前後で約82,500円/49インチで約159,500円
Sharp32〜43型/電源関連症状約50,000〜100,000円
Sharp52〜70型機/深刻故障約150,000〜280,000円

民間業者に依頼する場合の費用相場

民間業者に依頼した修理費用相場は以下のとおりです。

画面サイズ修理費用の目安
~24インチ(小型)約5,000〜20,000円
25〜32インチ約¥10,000〜40,000円
33〜43インチ約20,000〜60,000円
44〜55インチ(大型)約50,000〜100,000円
56インチ以上(超大型/有機EL含む)約80,000〜200,000円

上記表は以下を参考に作成しています。

テレビ修理を依頼する場合、以下の費用も掛かるため、必ず確認してください。

手数料・費用項目内容
出張料/出張費技術者を自宅や場所まで派遣するための費用。
診断料/見積診断料診断・見積もりを行った後、修理をキャンセルした場合などに発生することがあります。
技術料(作業料)実際に修理作業を行う技術者の作業料金。
部品代故障部分の部品を交換する場合、その部品の費用。
搬入/設置料/壁掛け設置料大型テレビの設置・撤去・壁掛け設置など特別な作業がある場合の追加料金。
交通費・駐車代・高速料金・船料金等業者が訪問する際、遠隔地・離島・高速使用などで実費を請求されることがあります。
診断・点検調整料部品交換を伴わずに点検や調整のみを行う場合の料金。
キャンセル料見積り後・訪問後に依頼をキャンセルした場合に発生することがあります。

上記表は、以下を参考に作成しています。

買い替える

修理費が高額になるケースも多く、保証期間外なら買い替えを検討するのが現実的です。

最新のテレビは省エネ性能や音質も向上しており、結果的にコストパフォーマンスが良いテレビに買い替えるといいでしょう。

国民生活センターの消費者へのアンケート調査でも、テレビの修理費用は、1万円~5万円が最も多く、中には20万円以上かかるケースもみられました。という意見が出ており、テレビが壊れたら、買い替える方が多いようです。

音が出ないテレビの処分方法

音が出ず、修理も難しいようであれば、処分しなければなりません。

テレビを処分する場合、自治体によっては、粗大ゴミではなく、テレビ専用の処分方法に従わないといけません。

ここでは、テレビの4つの処分方法を解説しますので、参考にしてください。

家電量販店の引き取りサービス

新しいテレビを購入する際に、古いテレビを引き取ってもらえる可能性があります。

引き取る際には持ち運ぶ必要がないため、力が弱い人や、大きいテレビを運ぶのが難しい人などにとっては、大きいメリットとなります。

引き取ってもらうときは、リサイクル料金と運搬費用がかかるため、予定外の出費に注意してください。

料金は販売店によって異なるため、事前に調べておきましょう。

テレビは家電4品目に含まれており、廃棄や引き取りを希望する際は家電リサイクル法の対象となり、購入した小売店や買い替え先の店舗の引き取りに依頼するのが基本となります。

引用:経済産業省

自治体の回収サービス

自治体では、テレビなどの家電リサイクル法対象品目の処分方法が記載されていますが、指定の運搬業者や販売店に依頼できる可能性があります。

例えば、朝霞市では7つの許可業者が記載されているため、テレビを処分してもらうときは事前に連絡をしておきましょう。

春日部市でも、指定の引取場所が記載されているため、テレビの処分手段として利用できます。

指定の引取場所が使えるか、運搬業者に依頼できるかどうかは自治体によって異なるため、事前にチェックしておいてください。

各自治体の処分方法は以下のサイトで「郵便番号の上3桁」を入れるだけで該当するページを紹介してくれます。

そのため、テレビを処分する前に調べておきましょう。

引用:一般社団法人 家電製品協会

リサイクルショップ

音が出ないテレビなどを、リサイクルショップで買い取ってもらえる可能性があります。

特に、音以外の状態が良かったり、需要が高いモデルだったりする場合は、買取価格が上がるかもしれません。

買い取ってもらえるかどうかは、事前にリサイクルショップに問い合わせてみてください。

専門の買取・処分業者

音が出なくても、分解したときに、修理用の部品として需要がある可能性があります。

例えば、内部のスピーカーだけ壊れている場合は、モニターやケーブル、内部の部品が、他の故障したテレビの修理に使えるかもしれないわけです。

その場合は、壊れているテレビを専門に扱っている買取業者が、買い取ってくれます。

国民生活センターでは、‐市区町村から一般廃棄物処理業の許可を受けず、違法に回収を行う事業者に注意!‐という不用品回収サービスのトラブルが起こっていると報告されています。

2021年には、2000件を超えているため、専門の買取・処分業者だからと安心せず、違法に回収を行う業者ではないかを確認しましょう。

引用:国民生活センター

以下では、安心して依頼できる不用品回収業者を紹介しておりますので、安心できるところに買取依頼を出したいと考えている方は参考にしてください。

まとめ

テレビの音が出なくなっても、じつはミュート設定にしていたり、イヤホンが接続されたままになっていたりしているかもしれません。

テレビを再起動したり、ケーブルを抜いてみたりして、症状が改善しないかチェックしてみてください。

自分でできることを実践しても症状が改善しない場合は、修理してもらったり買い替えたりしなくてはいけません。

テレビは家電リサイクル法の対象品目であるため、自治体の指定方法で処分するか、リサイクルショップや買取業者に買い取ってもらいましょう。