運営会社
東晶貿易株式会社 ウェルカム買取査定ナビ運営事務所
住所:東京都港区六本木3-2-1 住友不動産六本木グランドタワー38F
電話番号:03-6230-9978
法人番号:7010001003531
金無垢時計の買取相場は、ブランドやモデル、時計の状態、使用されている金の純度・重量によって大きく異なります。

ロレックスのデイトナやデイデイトなど、人気ブランドの金無垢モデルは、金そのものの価値にブランドやモデルの希少性が加わり、数百万円以上の査定額がつくケースもあります。

一方、ノンブランドや古いアンティーク時計でも、K18などの金が使用されていれば、地金としての価値を基準に買取価格を提示します。
また、金無垢時計は、動かないものやガラスが割れたもの、ブレスレットが破損したものでも、金の素材価値が残っているため買取対象になる可能性があります。
【参考】壊れていても買取対象になる理由

ただし、実際の査定では時計としての価値と金の重量・純度がそれぞれ評価されるため、ブランドや状態によって買取価格には差が生じます。
この記事では、金無垢時計の買取相場をロレックス・オメガ・カルティエなどのブランド別に紹介するとともに、ノンブランド品の重量換算による価格の目安や査定の仕組みを解説します。
さらに、故障した時計やパーツ単体の買取事情、高価買取につなげる5つのコツ、買取業者を選ぶ際のポイントも紹介します。
使わなくなった金無垢時計の売却を検討している方は、手元の時計にどれほどの価値があるのかを把握し、納得できる価格で売却するための参考にしてください。
【ブランド別・ノンブランド別】金無垢時計の買取相場はいくら?
金無垢時計の買取相場は、ブランドやモデル、製造年代、保存状態、使用されている金の純度・重量などによって大きく異なります。

特にロレックスやパテック フィリップなどの高級ブランドは、金の素材価値に加えて、ブランドの知名度や希少性、中古市場での需要が査定額に反映されます。
【参考】壊れていても買取対象になる理由

ブランドとしての市場価値が低い時計や古いアンティーク品でも、K18などの金が使用されていれば、地金としての価値を基準に買取価格が算出されます。
ここでは、ロレックスをはじめとする高級時計ブランドから宝飾ブランド、ノンブランドまで、金無垢時計の買取相場と査定の特徴を紹介します。
ロレックス(デイトナ・デイデイト等)の金無垢モデル買取相場
ロレックスの金無垢モデルは、18金の素材価値だけでなく、世界的なブランド需要やモデルの希少性が評価されるため、数百万円から1,000万円を超える高額査定が期待できる時計です。



特にデイトナやデイデイトなどの人気モデルは、中古市場でも需要が高く、文字盤の種類や製造年、型番によって買取価格に大きな差が生じます。
【参考】代表的なモデルの買取相場

- コスモグラフ デイトナ:約500万〜1,400万円以上
- デイデイト:約210万〜830万円前後
- GMTマスターIIやサブマリーナーなど:約500万〜700万円前後
- デイトナのRef.116528:約550万円
また、デイデイトはイエローゴールドやホワイトゴールド、エバーローズゴールドなどの素材展開があり、現行モデルだけでなく旧型のヴィンテージモデルにも一定の需要があります。
ただし、同じモデルでも付属品の有無やケース・ブレスレットの傷、研磨歴、ムーブメントの状態などによって査定額は変わります。
高額売却を目指す場合は、型番や文字盤の仕様を確認したうえで、ロレックスの買取実績が豊富な専門店に査定を依頼することが重要です。
雲上ブランド(パテック フィリップ・オーデマ ピゲ・ヴァシュロン)の買取相場
パテック フィリップ、オーデマ ピゲ、ヴァシュロン・コンスタンタンは、世界三大時計に数えられる高級時計ブランドです。



これらのブランドが手掛ける金無垢時計は、18金などの素材価値に加え、高度な時計製造技術や歴史的なブランド価値、希少性が評価されるため、数百万円から数千万円規模の買取価格になることもあります。
【参考】代表的なモデルの買取相場

- パテック フィリップ:約300万〜1,500万円以上
- オーデマ ピゲ:約280万〜1,000万円以上
- ヴァシュロン・コンスタンタン:約150万〜500万円以上
一般的な金買取店では時計としての希少性を十分に評価できない場合もあるため、雲上ブランドの取扱実績が豊富な高級時計専門店で査定を受けることをおすすめします。
ただし、これらのブランドはモデルや製造年代による価格差が非常に大きく、同じ金無垢仕様でも中古市場での需要によって査定額が変わります。
保証書や純正箱、購入時の付属品が揃っているかどうかも重要な評価ポイントです。
オメガ・カルティエ・セイコー等 人気ブランドの買取相場
オメガ、カルティエ、セイコーなどの人気ブランドも、金無垢モデルであれば素材価値と時計としての市場価値を合わせて査定されます。



ロレックスほど高額なプレミア価格がつかないモデルでも、ブランドの知名度やシリーズの人気、金の使用量によっては数十万円以上の買取価格が期待できます。
【参考】代表的なモデルの買取相場

- オメガの金無垢時計:約20万〜40万円前後
- カルティエ:約30万〜55万円前後
- セイコー:約13万〜48万円以上
国産時計であっても、18金を使用したモデルは金の重量が評価されるため、動作不良や古い時計でも買取対象になる可能性があります。
ブランドやモデルによって査定基準が異なるため、時計としての価値と金の素材価値の両方を評価できる業者を選ぶことが大切です。
老舗・宝飾ブランド(ロンジン・ショパール・ピアジェ・ブルガリ等)の買取相場
ロンジンやショパール、ピアジェ、ブルガリなどの老舗・宝飾ブランドも、金無垢時計の買取対象です。



これらのブランドは、時計としての製造技術だけでなく、宝飾品としてのデザイン性や装飾価値も評価されます。
特にダイヤモンドをあしらったモデルや18金のブレスレットを備えた時計は、金の重量だけでは判断できない価値がつく場合があります。
【参考】代表的なモデルの買取相場

- ロンジンの金無垢時計:約9万〜66万円前後
- ショパールやピアジェ:約25万〜50万円以上
- ブルガリやエベル、ボーム&メルシエなど:約15万〜30万円前後
ただし、ブランドの人気やモデルの流通量によって価格差があるため、必ずしも金の重量だけで査定額が決まるわけではありません。
宝飾時計の場合は、地金の価値に加えてダイヤモンドなどの宝石の品質や装飾の状態も確認してもらい、時計と貴金属の両方に詳しい専門店で査定を受けましょう。
ノンブランド・古い金無垢時計の買取相場
ブランド名がわからない時計や古いアンティーク品でも、K18などの金が使用されていれば、素材価値を基準に買い取ってもらえる可能性があります。

ブランドとしての中古需要が低い場合は、時計そのものの評価よりも、ケースやブレスレットに使用されている金の純度と正味重量が査定の中心になります。
【参考】金無垢時計の地金価格の計算方法
金無垢時計の地金価格は、基本的に「金部分の正味重量×金種別の買取単価」を基準に算出されます。
K18参考単価である1gあたり16,620円を使用した場合、正味金重量が50gなら831,000円、100gなら1,662,000円が単純計算上の地金価格
【参考】代表的なモデルの買取相場

- メンズ金無垢時計:総重量80〜120g程度
- レディース金無垢時計:30〜70g程度
正味金重量や素材の純度によって買取価格が変わります。
参考として、メンズは約90万〜180万円前後、レディースは約40万〜80万円前後の査定事例が考えられますが、すべての時計に当てはまる金額ではありません。
ただし、実際の査定では買取手数料や業者ごとの価格設定などが反映されるため、計算額がそのまま受取金額になるわけではありません。
なお、時計全体の重量には、ガラス風防や文字盤、ムーブメントなど金以外の部品も含まれています。
そのため、総重量だけで金の価値を判断することはできません。
また、金メッキや金張りの時計は金無垢とは査定基準が異なるため、K18や750などの刻印だけでなく、実際の素材も確認する必要があります。
ブランド価値がつきにくい古い時計でも、金の素材価値が残っていれば高額査定につながる可能性があります。
動かない時計や付属品がない時計も、処分する前に複数の買取業者で査定を受け、金の正味重量や1gあたりの買取単価、手数料を比較することが大切です。
なぜ壊れていても高い?金無垢時計の査定の仕組みと「2つの価値」
金無垢時計は、一般的なステンレス製時計とは異なり、時計そのものの価値に加えて、使用されている金の素材価値も査定に反映されます。

そのため、長年使用していない古い時計や、故障して動かなくなった時計でも、買取価格がつく可能性があります。
特にロレックスやパテック フィリップなどの高級ブランドは、時計としての市場価値が高く、金の重量だけでは評価できないプレミアがつくケースもあります。
一方、ブランド需要が低い時計や再販が難しい製品でも、ケースやブレスレットに金が使用されていれば、地金としての価値を評価してもらえます。
ここでは、金無垢時計の査定を左右する2つの価値と、素材の見分け方、金相場が買取価格に与える影響について解説します。
査定額を決める「時計としての価値」と「金の素材価値」
金無垢時計の買取価格は、主に「時計としての製品価値」と「金の素材価値(地金価値)」という2つの評価基準によって決まります。
どちらを重視するかは、ブランドやモデル、時計の状態によって異なります。

- 時計としての製品価値が評価されるケース
ロレックスやパテック フィリップ、オーデマ ピゲなどの高級ブランドは、中古市場での需要や希少性、モデルの人気などが査定額に反映されます。 - 金の素材価値が重視されるケース
ノンブランドや知名度の低いブランドの時計、故障によって再販が難しい製品は、金の素材価値を中心に査定される傾向があります。
【参考】金無垢時計の評価対象
例えば、金無垢のロレックス・デイトナやデイデイトは、ケースやブレスレットに使用された金の価値だけでなく、ブランドの知名度や流通量、文字盤の仕様なども評価対象です。
そのため、金の重量から算出した地金価格を大きく上回る金額で買い取られる場合があります。
基本的には、ケースやブレスレットなどに使用されている金の正味重量に、当日の金買取単価を掛けて素材価値を算出します。
- 金の正味重量:時計全体からガラス・文字盤・ムーブメントなどの非金属部分を除いた金の重量
- 金の純度:K18・K14など、使用されている金の品位
- 当日の買取単価:買取業者が設定する純度別の1gあたりの価格
このように、金無垢時計は時計としての価値が残っていればブランド品として、再販が難しい状態でも素材として評価される可能性があります。
動かない、傷があるといった理由だけで売却を諦めず、両方の価値を査定できる専門店に相談することが大切です。
ただし、実際の買取価格は査定方法や精錬費用、手数料などによって変わるため、地金価格がそのまま保証されるわけではありません。
金無垢(K18/750)の定義と金メッキ・金張りとの違い
金無垢とは、時計のケースやブレスレットなどの主要部分に、金の合金を素材として使用した製品を指します。

腕時計では、純金(K24)よりも、金の含有率が75%の18金(K18)が広く使用されています。
【参考】純金(24金)よりも18金(K18)を多用している理由

純金は柔らかく、時計のケースやブレスレットに使用すると傷や変形が生じやすいため、銀や銅などを混ぜて強度を高めたK18が採用されることがあります。
金無垢時計かどうかを確認する際は、ケースの裏側やバックル、ブレスレットの内側などに刻まれた素材表記を確認しましょう。
- K18・18K・750: 金の含有率が75%の18金を示す表記です。
- K14・585: 金の含有率が約58.5%の14金を示します。
- K24・999: 純度99.9%以上の純金を示す表記です。
ただし、時計によって金が使用されている範囲は異なります。
ケースのみが金無垢で、ブレスレットはステンレス製という製品もあるため、刻印だけで時計全体が金無垢だと判断しないようにしましょう。
また、金色の時計には金無垢以外にも、金メッキや金張りといった加工方法があります。
| 種類 | 特徴 | 査定の考え方 |
|---|---|---|
| 金無垢(K18など) | 主要パーツに金合金を使用 | 金の正味重量を評価 |
| 金メッキ(GP) | 金属表面に薄い金の膜を形成 | 金素材としての評価は限定的 |
| 金張り(GF) | 金の層をベース金属に圧着 | 金の含有量などを個別に確認 |
- 金メッキ(GP)
真鍮などの金属表面に金を薄く施したもので、見た目は金無垢時計に似ていても、金の使用量は大きく異なります。 - 金張り(GF)
金メッキよりも厚い金の層を圧着した加工方法ですが、時計全体が金でできているわけではありません。
そのため、金無垢とは異なる査定基準が適用されます。

なお、刻印が見当たらない時計でも、古い製品や特殊な仕様によっては金が使用されている可能性があります。
刻印の有無だけで判断せず、X線分析などの専門的な検査に対応した買取店で確認してもらうとよいでしょう。
金の歴史的高騰と円安がもたらす買取価格へのプラス影響
金無垢時計の買取価格は、ブランドやモデルだけでなく、金そのものの市場価格にも左右されます。

金は世界的に取引される貴金属であり、経済情勢や為替相場、投資需要などによって価格が日々変動しています。
特に、金相場が上昇している時期は、同じ純度・重量の金無垢時計でも、以前より高い地金評価を受けられる可能性があります。
金相場が上昇する主な要因
- 安全資産としての需要
世界的な景気不安や地政学的リスクが高まると、資産を守る目的で金を購入する動きが強まる場合があります。 - 中央銀行の金購入
各国の中央銀行による金保有量の増加は、金市場の需給に影響を与える要因の一つです。 - インフレへの備え
物価上昇によって現金の実質的な価値が低下する局面では、金が資産の保全先として注目されることがあります。
また、日本国内の金買取価格には、為替相場も影響します。

国際的な金価格は主に米ドル建てで取引されるため、金のドル建て価格が同じであれば、円安が進むほど円換算した金価格は上昇する傾向があります。
例えば、海外の金価格が変わらなくても、1ドル150円から160円に円安が進めば、為替換算による国内の金価格には上昇圧力がかかります。
ただし、実際の買取価格は国際金価格の変動や業者ごとの買取単価、手数料などにも左右されます。
このような背景から、以前購入した金無垢時計が、購入当時の想定を上回る査定額になるケースもあります。
特に、長年保管していた古い金時計や、現在は使用していないブランド時計は、金相場が高い時期に現在の価値を確認してみるのも一つの方法です。
ただし、金相場は日々変動するため、必ずしも今後さらに上昇するとは限りません。
売却を検討する際は、当日の金買取単価と時計としての市場価値の両方を確認し、納得できる条件で取引することが大切です。
動かない・壊れた金無垢時計やパーツ単体でも売却できる理由
金無垢時計は、正常に動作しない場合や外装に破損がある場合でも、買取対象になる可能性があります。
一般的なステンレス製の時計とは異なり、金無垢時計には時計としての価値だけでなく、ケースやブレスレットなどに使用されている金素材そのものの価値があるためです。
そのため、長期間使用せずに放置していた時計や、ガラスが割れた時計、ベルトが切れた時計でも、素材の純度や重量、ブランド・モデルなどを基準に査定してもらえる場合があります。
また、本体が手元になく、ブレスレットやケース、余りコマなどのパーツだけが残っている場合も、金の含有量やパーツの状態によっては売却できる可能性があります。
ただし、時計の総重量がそのまま金の重量になるわけではありません。
ムーブメントや風防、文字盤など金以外の部品が含まれるほか、パーツによって素材や純度が異なることもあります。
査定では金が使用されている部分を確認したうえで、時計としての再販価値と素材価値の両面から評価されます。
ここからは、動かない・壊れた金無垢時計やパーツ単体でも売却できる理由について紹介します。
故障していても金の価値が残るという理由を明確化
金無垢時計は、故障や破損によって時計としての機能が損なわれていても、金素材としての価値が残る点が特徴です。

たとえば、長期間放置して動かなくなった時計や、電池切れで止まっている時計、ガラスの割れ・傷、文字盤のシミやサビ、リューズの欠損、ブレスレットの破損などがある場合でも、査定を依頼できる可能性があります。
これは、時計として再販売することが難しい状態でも、ケースやブレスレットなどに使用されている金を素材として評価できるためです。
特にK18(18金)などの金無垢素材が使われている場合は、金の純度や実際の金重量、査定日の金相場が価格を判断する重要な要素になります。
ただし、故障や破損が査定額にまったく影響しないわけではありません。
人気ブランドや希少モデルの場合、動作状況や外装の状態が時計としての再販価値を左右することがあります。
また、部品の欠損や修復の難しさによって評価が変わるケースもあります。
よって、状態が悪いからといって自分で価値がないと判断せず、まずは金素材と時計本体の両方を確認できる買取業者に査定を依頼しましょう。
パーツ単体でも買取対象になることを具体的に提示
金無垢時計は、時計本体がそろっていなくても、ブレスレットやケース、余りコマなどのパーツ単体で買い取ってもらえる場合があります。
金素材が使用されているパーツであれば、時計として再利用できない状態でも、金の純度や重量を基準に査定できるためです。

具体的には、次のようなパーツが買取対象になる可能性があります。
- ブレスレット(ベルト)単体
K18などの金無垢ブレスレットは、素材の純度や重量によって高い査定額が付く場合があります。
ただし、中空構造か無垢構造か、金以外の部品が含まれているかによって評価は異なります。 - ケース・裏蓋のみ
時計本体から取り外されたケースや裏蓋も、金が使用されていることを確認できれば、素材として査定してもらえる可能性があります。 - 余りコマ・壊れたバックル
サイズ調整で余ったブレスレットのコマや、破損したバックルも、金の含有量や純度に応じて買取対象になる場合があります。
【参考】パーツ単体の査定ポイント
パーツ単体の査定では、ブランドやモデルの特定、刻印、素材の検査などを通じて金の純度や重量を確認します。
なお、時計の部品すべてが同じ純度の金でできているとは限らず、金メッキや金張りのパーツが含まれる場合もあるため注意が必要です。
また、ブランド純正のパーツや希少モデルの部品は、素材価値に加えて部品としての需要が評価されることもあります。
ケースやブレスレットだけが残っている場合でも、処分する前にパーツ単体で査定できる業者へ相談してみましょう。
修理費用をかける前に査定へ出すという行動を促す
動かない金無垢時計を売却する場合、査定前に修理やオーバーホールを行う必要はありません。

むしろ、修理費用をかけても、その金額に見合うほど査定額が上がらず、結果的に手元に残る金額が少なくなる可能性があります。
【参考】オーバーホールとは
オーバーホールは、時計を分解して内部の部品を点検・洗浄・調整するメンテナンスです。
費用はブランドやモデル、故障の程度、修理内容によって異なり、複雑な機構を搭載したモデルでは高額になることもあります。
しかし、修理にかかった費用が買取価格に全額反映されるとは限りません。
修理前に査定を受けるメリット
- 修理費用を先払いせずに済む
オーバーホールや部品交換には費用がかかります。
修理後の査定額が修理費用を上回るとは限りません。 - 故障した状態でも素材価値を確認できる
金無垢時計であれば、動作しなくても金の純度や重量を基準に査定できる場合があります。 - 修理が必要かどうか判断できる
業者によって時計としての再販価値と金素材としての価値の評価が異なるため、複数社の査定を比較できます。
一方、買取業者によっては、自社工房や提携先で修理・メンテナンスを行えるため、動かない状態の時計でも査定に対応しています。
金素材としての価値を中心に評価できる時計であれば、修理せずに売却した方が費用を抑えられる場合もあります。
ただし、ロレックスなどの人気ブランドや希少モデルでは、修理によって時計としての再販価値が高まり、査定額が上がるケースも考えられます。
そのため、修理を先に依頼するのではなく、まずは現状のまま複数の買取業者に査定を依頼し、修理前後の評価や費用を比較することが大切です。
査定時には、故障の症状や過去の修理履歴、付属品の有無なども伝えましょう。
修理費用と査定額の差を確認したうえで売却方法を判断すれば、余計な出費を避けながら納得できる取引につなげやすくなります。
金無垢時計を高価買取してもらうための5つのコツ
金無垢時計をできるだけ高く売るには、金相場が高い時期を見極めることに加え、購入時の付属品を揃えたり、時計の状態を適切に保ったりすることが大切です。
買取業者によってブランド時計と貴金属の評価基準が異なるため、複数の店舗で査定額を比較することも欠かせません。
ここからは、金無垢時計を高価買取してもらう5つのコツ紹介します。
金相場・為替(円安)が高騰しているタイミングを狙う
金無垢時計の査定額を左右する要素のひとつが、金の市場価格です。
ケースやブレスレットなどにK18(18金)を使用している場合、金の純度や重量に加えて、査定時点の金相場が素材価値を判断する基準になります。
【参考】金相場が高騰する要因
一般的に、海外市場で金価格が上昇したり、円安が進んだりすると、国内の金価格も上昇する方向に働きます。

金は国際市場で主に米ドル建てで取引されるため、海外の金価格が同じでも、円安になると円換算した価格が高くなる傾向があるためです。
ただし、金無垢時計の買取価格は金相場だけで決まるわけではありません。
ブランドやモデルの中古市場での需要、時計の状態、金の実重量、買取業者の価格設定なども影響します。
また、金相場や為替の先行きを正確に予測することは難しいため、売却を検討している場合は、複数の日の買取価格を確認しながら判断するとよいでしょう。
保証書(ギャランティ)・外箱・余りコマ等の付属品を揃える
金無垢時計を査定に出す際は、購入時に付属していた保証書や外箱、取扱説明書、余りコマなどをできるだけ揃えておきましょう。
付属品が揃っていると、ブランド時計としての評価や再販売時の需要につながり、査定額にプラスの影響を与える場合があります。

| 付属品 | 査定で期待できる効果 |
|---|---|
| 保証書 | 個体の特定や真贋確認の参考 |
| 純正の内箱・外箱 | 購入時に近い状態を再現できる |
| 取扱説明書 | 付属品が揃っていることを示せる |
| 余りコマ | ブレスレットのサイズ調整・素材価値の評価 |
| 修理明細・オーバーホール証明 | メンテナンス履歴の確認に役立つ |
特に、保証書(ギャランティカード)は、ブランドやモデル、シリアル番号などを確認するための重要な資料です。
時計の真贋確認や個体の特定に役立つことがあり、モデルによっては査定時に重視されます。
また、純正の内箱・外箱や取扱説明書も、購入時に近い状態で保管されていると評価につながる可能性があります。
サイズ調整で取り外した余りコマも忘れずに用意しましょう。
金無垢ブレスレットの余りコマは、時計本体のサイズを元に戻せるだけでなく、金素材としての価値も査定対象になる場合があります。
付属品が見つからない場合でも、時計本体の査定を断念する必要はありません。
手元にあるものだけでもまとめて査定に出し、付属品の有無による評価の違いを確認しましょう。
無理な研磨は避け、表面の汚れを柔らかい布で拭き取る
査定前に時計の見た目を整えておくことは大切ですが、自分で強く磨いたり、研磨剤を使ったりするのは避けましょう。

18金は純金より硬度が高いものの、ステンレスなどと比べると傷が付きやすく、研磨を繰り返すとケースやブレスレットの表面が削れてしまう可能性があります。
特に注意したいのが、ケースやブレスレットの輪郭が削れて薄くなる「ケース痩せ」です。
過度な研磨によって金の重量が減るだけでなく、本来の形状や仕上げが損なわれ、ブランド時計としての評価が下がるおそれもあります。

査定前のお手入れは、乾いた柔らかい布で表面の汗や皮脂、指紋などを優しく拭き取る程度にとどめましょう。
研磨布や金属用コンパウンド、硬いブラシなどの使用は控えるのが無難です。
また、防水性能が低下している時計や故障している時計は、水洗いによって内部に水が入り込む可能性があるため注意してください。
汚れや細かな傷が残っていても、無理にきれいにする必要はありません。
時計本来の状態を保ったまま査定に出すことが、価値を損なわないためのポイントです。
事前に時計の重さ(グラム)や刻印を確認しておく
査定を受ける前に、時計全体のおおよその重量や、ケース・裏蓋・バックルなどにある素材の刻印を確認しておくと、査定内容を理解しやすくなります。

※K18は金の含有率が約75%、750は金が1,000分の750含まれていることを示す表示です。
金無垢時計には「K18」「18K」「750」などの刻印が見られることがあり、これらは金の純度を判断する手掛かりになります。
ただし、刻印があるからといって、時計のすべての部品が同じ純度の金でできているとは限りません。
ケースやブレスレットの一部に異なる素材が使われている場合もあるため、刻印だけで素材を断定しないようにしましょう。

キッチンスケールなどで時計全体の重量を測っておくと、査定時の重量確認に役立ちます。
ただし、時計全体の重量にはムーブメントや風防、文字盤、針など金以外の部品も含まれます。
そのため、計測した総重量をそのまま金の重量として買取価格を計算することはできません。
事前に重量や刻印を確認しておけば、査定時に説明された素材や重量の内訳を比較しやすくなります。
不明な点があれば、金の純度や実際に金が使用されている部分の重量について、査定担当者に説明を求めましょう。
複数の買取専門店(時計専門・貴金属専門)で相見積もりを取る

金無垢時計の買取価格は、業者によって評価基準や販売ルート、得意とするジャンルが異なるため、同じ時計でも査定額に差が出る場合があります。
高価買取を目指すなら、1店舗だけで売却を決めず、複数の買取業者から見積もりを取り、条件を比較することが大切です。
査定先を選ぶ際は、時計のブランドや状態に合わせて専門性を確認しましょう。
- 高級ブランドの金無垢時計
ロレックスやパテック フィリップなどの人気ブランド・希少モデルは、中古市場の相場やモデルごとの需要を把握している高級腕時計専門店で査定を受けると、ブランド価値や希少性を評価してもらいやすくなります。 - ノンブランド・動かない金無垢時計
時計としての再販が難しい場合は、金の純度や重量、当日の地金買取価格を重視する貴金属買取専門店にも相談するとよいでしょう。 - ブレスレットやケースなどのパーツ単体
金製品の査定に詳しく、パーツごとの素材や重量を確認できる業者を選ぶことが重要です。
相見積もりを取る際は、提示された査定額だけでなく、金の純度・重量・1gあたりの買取単価・手数料なども確認しましょう。
時計としての価値と素材としての価値をどのように評価したのか、金額の内訳を比較すると、査定条件の違いも把握しやすくなります。
複数の業者の査定結果を比較し、金額だけでなく説明の分かりやすさや取引条件にも納得できる店舗を選ぶことが、金無垢時計を後悔なく売却するためのポイントです。
金無垢時計の買取相場に関するよくある質問
金無垢時計の買取について、「ロレックスなどのブランド時計は金の重量だけで価格が決まる?」「K18とK14ではどちらが高く売れる?」「刻印が消えていても査定してもらえる?」など、疑問を持つ方も多いのではないでしょうか。
金無垢時計の買取価格は、金の純度や重量だけでなく、ブランド・モデルの人気や希少性、時計の状態、査定日の金相場などによって変わります。

また、金メッキとの違いや売却時の税金、買取業者の選び方についても、事前に知っておきたいポイントです。
ここでは、金無垢時計の買取相場や査定の仕組み、売却時の注意点など、よくある質問と回答していきます。
査定を依頼する前に疑問を解消し、納得できる価格で売却するための参考にしてください。
金無垢時計の買取相場はどのように調べればよいですか?
金無垢時計の買取相場を調べるには、ブランド・モデルごとの中古販売価格や買取実績に加え、金の当日買取相場を確認することが大切です。


- ロレックスやオメガなどのブランド時計
モデルや製造年、文字盤の種類、保存状態などによって中古市場での需要が異なります - ノンブランドの金無垢時計
金の純度や実際の重量が査定額に大きく影響する傾向があります
ただし、インターネット上に掲載されている買取価格は、特定のモデルや状態を前提とした参考価格です。
実際の査定額は時計の状態や相場によって変わるため、複数の買取業者に見積もりを依頼して比較しましょう。
ロレックスなどのブランド時計は金の重量だけで買取価格が決まりますか?
ロレックスなどの高級ブランドの金無垢時計は、金の素材価値だけでなく、ブランド・モデルの中古市場での需要や希少性も査定額に反映されます。
- 人気の高いモデルや流通量の少ない文字盤、限定仕様など
金の重量から算出される素材価値を大きく上回る価格で取引される場合があります。 - 故障や部品の欠損があり、時計としての再販売が難しい場合
金素材としての評価が中心になることもあります。
ブランド時計を売却する際は、地金価格だけで判断せず、モデルごとの市場価値も査定できる業者を選ぶことが重要です。
ノンブランドの金無垢時計でも高く買い取ってもらえますか?
ノンブランドの金無垢時計でも、K18やK14などの金が使用されていれば、素材価値を基準に買い取ってもらえる可能性があります。

ブランドとしての中古需要が少ない時計でも、ケースやブレスレットに使用されている金の純度と正味重量によっては、まとまった査定額になる場合があります。
ただし、時計全体の重量にはムーブメントや風防、文字盤など金以外の部品も含まれます。
そのため、総重量だけで買取価格を計算することはできません。
査定時には、金の純度と実際に金が使用されている部分の重量を確認してもらいましょう。
K18とK14の金無垢時計では、どちらが高く売れますか?
一般的には、同じ重量であれば金の含有率が高いK18の方が、K14よりも素材価値が高くなる傾向があります。
基礎知識ガイド3-1.png)
- K18:金の含有率が約75%
- K14:金の含有率が約58.5%
そのため、同じ重量で比較した場合、K18の方が多くの金を含んでいます。
ただし、実際の買取価格は金の純度だけでは決まりません。
時計の正味金重量やブランド、モデル、状態なども影響します。
また、ブランド時計の場合は、K14製であっても中古市場での人気や希少性によって高く評価されることがあります。
金無垢時計の査定では、時計全体の重さがそのまま金の重量になりますか?
時計全体の重量と、実際に使用されている金の重量は異なります。

金無垢時計には、ケースやブレスレットに金が使用されていても、ムーブメントや風防、文字盤、針、バネなどには金以外の素材が使われている場合があります。
また、部品によって金の純度が異なることもあります。
そのため、査定では時計全体の重量だけでなく、金が使用されている部位や純度、正味重量を確認する必要があります。
査定額に疑問がある場合は、どの部分を金として評価したのか、重量の算出方法も説明してもらいましょう。
金無垢時計の刻印が消えていても査定してもらえますか?
金無垢時計の刻印が薄くなっていたり、確認できなかったりする場合でも、専門業者による素材検査で金の純度を確認できれば、査定してもらえる可能性があります。
長年の使用や研磨によって刻印が見えにくくなることもあります。また、時計の構造やモデルによっては、目立たない場所に刻印されている場合もあります。
買取業者では、刻印だけでなく、専用の検査機器などを使って素材を確認することがあります。刻印がないからといって自己判断で処分せず、金の検査に対応している買取業者へ相談してみましょう。
金メッキや金張りの時計も金無垢時計と同じように買い取ってもらえますか?
金メッキ(GP)や金張り(GF)の時計は、金無垢時計とは査定方法が異なり、同じように金の重量を基準とした高額査定になるとは限りません。
金無垢時計は、ケースやブレスレットなどに金そのものが素材として使用されています。
一方、金メッキは表面に薄い金の層を施したもの、金張りは金の層を別の金属に圧着したものです。

そのため、時計全体の重量を金の重量として評価することはできません。
ただし、ブランドやモデルによっては時計そのものに中古市場での価値が残っている場合もあります。
素材の種類を確認したうえで、時計としての価値も含めて査定してもらいましょう。
金無垢時計を売るときに税金はかかりますか?
個人が所有している金無垢時計を売却して利益が出た場合、時計の用途や所有状況、売却金額などによって所得税の課税対象になる可能性があります。
一般的に、生活に通常必要な動産の売却による所得は、原則として非課税とされます。

参考:譲渡所得の対象となる資産と課税方法より
一方、貴金属や宝石などで1個または1組の価額が30万円を超えるものは、生活用動産の非課税対象から除かれるため、譲渡所得として課税対象になる場合があります。
ただし、購入時の金額や売却時の金額、保有期間、売却した目的などによって税金の扱いは異なります。
高額な金無垢時計を売却する場合は、購入時の資料や買取明細を保管し、必要に応じて税務署や税理士に確認しましょう。
金無垢時計はどのような買取業者に査定を依頼すればよいですか?
金無垢時計の買取業者は、ブランドやモデルの市場価値を評価できる時計専門店と、金の純度・重量を正確に査定できる貴金属専門店を比較するのがおすすめです。
- ロレックスやパテック フィリップなどの高級ブランド時計は、モデルごとの中古相場や希少性を把握している時計専門店が適しています。
- ノンブランドや故障品、パーツ単体の場合は、金の素材価値を重視する貴金属専門店も比較候補になります。
査定額だけでなく、金の買取単価や重量の算出方法、手数料、最終的な受取金額まで確認しましょう。
複数の業者に査定を依頼することで、時計としての価値と金素材としての価値を比較しやすくなります。
まとめ:手元の金無垢時計の価値を正しく見極めて高価売却を目指そう
金無垢時計の買取価格は、金の純度や重量だけでなく、ロレックスやオメガなどのブランド、モデルの人気・希少性、時計の状態、査定日の金相場によって大きく異なります。
- 人気ブランドや希少モデルの場合
金の素材価値に時計としての市場価値が加わり、地金価格を上回る査定額が付く可能性があります。 - 動かない時計やガラスが割れた時計の場合
ブレスレットが破損した時計でも、ケースやベルトに使用されている金の価値は基本的に残ります。
特にブレスレットやケース、余りコマなどのパーツ単体でも査定対象になる場合があるため、状態が悪いからといって処分したり、売却を諦めたりする必要はありません。


また修理やオーバーホールも、費用に見合う査定額の上昇が期待できるとは限らないため、まずは現状のまま査定を受けることをおすすめします。
- 高価買取を目指すには、金相場や為替の動向を確認し、保証書・外箱・余りコマなどの付属品を揃えることも大切
- 時計の重量や刻印を確認し、時計専門店と貴金属買取専門店など複数の業者で査定額や手数料を比較すると、納得できる売却先を見つけやすくなる
金無垢時計の価値を正しく評価してもらうためにも、1店舗だけで判断せず、複数の優良買取店へ無料で一括査定を依頼してみましょう。
各社の見積もりを比較することで、大切な時計をより良い条件で売却できる可能性が高まります。







