買取に関するアンケート

離婚後の結婚指輪を売る人の割合に関するアンケート調査!|100万円以上で売却できる!?

結婚指輪.離婚後

離婚を経験した人は、その後 結婚指輪をどうしているのか 気になる方も多いのではないでしょうか。

思い出がつまった指輪だからこそ、処分するのか、それとも売却するのか、はたまた大切に保管するのか──人によって選択はさまざまです。

今回ウェルカム買取査定ナビ編集部は、20~50代女性を中心に離婚後の結婚指輪の取り扱いに関して調査を行いました。

運営会社

東晶貿易株式会社 ウェルカム買取査定ナビ運営事務所

住所:東京都港区六本木3-2-1 住友不動産六本木グランドタワー38F

電話番号:03-6230-9978

法人番号:7010001003531

■調査対象

年齢:20~50代の女性

人数:315名

調査期間:

調査方法:インターネット調査/サーベロイド

離婚後の結婚指輪の取り扱いに関するアンケート調査

当アンケート調査では、以下項目を対象者に質問を行いました。

Q1:離婚した際に、結婚指輪はどうしましたか?

Q2:結婚指輪を買取に出した理由は?(Q1で買取に出したという方のみ回答)

Q3:売却金額はどのくらいになりましたか?(Q1で買取に出したという方のみ回答)

Q1:離婚した際に、結婚指輪はどうしましたか?

  • 処分(供養や廃棄):95票
  • 保管している:65票
  • 売却した:11票
  • 再利用(自分用アクセサリーにリメイクなど):9票
  • その他:29票

今回のアンケートでは、離婚した際に「結婚指輪をどうしたか」という質問に対し、最も多かったのは 「売却した(117票)」 という回答でした。

全体の約4割を占めており、多くの人が「現金化する」という選択をしていることが分かります。思い出の詰まった品であっても、離婚という節目を迎えると、その象徴である指輪を手放すことで気持ちを整理したいという心理が強く働くのではないでしょうか。

また、指輪は貴金属であり資産価値もあるため、「不要になったものをお金に換える」という合理的な判断が背景にあるとも考えられます。

※その他の回答には「もらってない」という回答がほとんどでした。

【考察】離婚後の指輪の処理=心理的な区切りとなっている

調査結果から見えてくるのは、「結婚指輪をどう扱うか」は単なる物質的な問題ではなく、心理的な区切りや価値観の反映だという点です。

売却は実利的で現実的、処分は精神的な区切り、保管は未練や思い出、再利用は新しい価値の創出――それぞれにその人なりの背景やストーリーがあるといえるでしょう。

Q2:結婚指輪を買取に出した理由は?

※Q1のアンケートにて結婚指輪を売却したと回答した方限定で回答

  • 心の整理をつけるため:16票
  • 見ると離婚を思い出して辛かったから:10票
  • 使わないので手元に置いておきたくなかったから:35票
  • 金銭的に役立てたかったから(換金目的):34票
  • 新しい生活資金にしたかったから:10票
  • 再婚や新しい恋愛のために整理したかったから:5票
  • 指輪は高く売れる聞いたため:7票

アンケート結果によると、離婚後の結婚指輪を買取に出した理由として最も多かったのが、「もう使わないので手元に置いておきたくなかった」という気持ちと、「せっかくなら金銭的に役立てたい」という実利的な判断でした。

結婚指輪は離婚後には身につける機会がなくなり、ただ過去を思い出させる存在として残り続けます。

そのため、多くの人にとっては「不要なもの」となり、整理の一環として手放す選択につながったと考えられます。さらに、指輪には貴金属としての価値があるため、ただ眠らせておくよりも「お金に換えて生活の足しにする」という発想が自然に生まれます。

つまり、「使わないから処分したい」という心理と「資産価値を有効活用したい」という合理性が重なり合い、結婚指輪を売却する人が多数を占めたのだといえるでしょう。

【考察】結婚指輪を売却する理由には「心理的な整理」と「現実的な活用」の二つの大きな軸がある

結婚指輪を売却する理由には「心理的な整理」と「現実的な活用」の二つの大きな軸があるようです。

心理的側面:過去を思い出す辛さから解放されたい、心の区切りをつけたい。

実利的側面:不要なものを手放す、現金化して生活や将来に役立てる。

特に「使わないから不要」というシンプルな理由と「お金に換えたい」という現実的な理由が突出している点は、現代人の価値観の変化を象徴しているといえるでしょう。

かつては「思い出として残す」選択が一般的だったかもしれませんが、今は「モノよりも実益」「過去よりも未来」を重視する傾向が強まっているのではないでしょうか。

売却金額はどのくらいになりましたか?

  • 10万円未満:62票
  • 10万~20万円以下:8票
  • 20万~50万円以下:18票
  • 50万~80万円以下:23票
  • 80万~100万円以下:2票
  • 100万円以上:4票

アンケートによると、結婚指輪を売却した際の金額は 「10万円未満」が最多の62票 となりました。

全体の半数以上を占めており、多くの人が数万円程度での買取となっていることが分かります。

結婚指輪は一般的にプラチナやゴールドといった貴金属に加え、ダイヤモンドなどの宝石が付いている場合もありますが、購入価格と比べると売却価格は大きく下がる傾向にあります。

これは、中古市場ではブランド価値やデザイン性よりも「素材の価値」が重視されるためです。

【考察】結婚指輪を「資産」というよりも「象徴的な品」として購入している人が多い

この結果から見えるのは、多くの人にとって結婚指輪の売却額は「思ったより低い」という現実です。

結婚時に数十万円〜数百万円で購入した指輪でも、中古市場では「素材の価値」に大きく依存するため、購入価格の半分以下、場合によっては数分の一になることも珍しくありません。

しかし一方で、高額での売却事例もあることから、「ブランド」「宝石の品質」「状態の良さ」が評価を大きく左右することも明らかです。

つまり、結婚指輪を売却する際には「どこに持ち込むか」「適切に査定してくれる業者を選ぶか」が非常に重要だといえます。

引用:みんなのウェディング

株式会社くふうウェディングが運営するサイトみんなのウェディングの調査では実際に購入した結婚指輪の価格調査では「10万円台が32.8%」「20万円台が31.8%」が全体で多い結果となりました。

元々の金額が低いことから、売却時の金額も低くなることがわかります。

結婚指輪を少しでも高く売るためには?

下記では、少しでも結婚指輪の査定額を上げるコツを紹介します。

売却を考えている方は是非参考にしてください。

付属品を揃えて持ち込む

購入時の 保証書・鑑定書・箱やケース が揃っていると、査定額がアップしやすくなります。

特にダイヤモンドの場合は、GIAなどの鑑定書の有無で数万円以上の差が出ることもあります。

付属品一覧

付属品説明
保証書正規品の証明書
鑑定書(ダイヤモンド・宝石の場合)ダイヤモンドや宝石の品質を示す証明書
ケース(専用リングボックス)ブランドロゴ入りのケースや外箱
購入証明書購入日や店舗が記載された書類
メンテンスカード・取り扱い証明書アフターサービスの情報や取り扱い説明書

複数の買取業者で査定を比較する

買取価格は業者によって大きく異なります。同じ指輪でも数万円単位で差が出ることもあるため、必ず複数社で見積もりを取ることが大切です。

特にブランド品やダイヤモンド付きの場合は、宝石専門の査定士がいるお店のほうが高値をつけてくれる傾向があります。

宝石・ダイヤモンドの買取業者を知りたい・どのくらいの料金で売れるのか知りたい方は下記記事をチェック!

指輪の状態を整える

日常的に使用していた指輪は、どうしても小傷や汚れがついています。

査定前に柔らかい布で拭いたり、超音波洗浄機などでクリーニングするだけでも印象が変わります。

業者によっては「見た目の美しさ」を重視するため、簡単なケアをしてから持ち込むのがおすすめです。

売却タイミングを見極める

金やプラチナの相場は日々変動しています。

相場が高騰している時期に売ることで、同じ指輪でも査定額がアップする可能性があります。

特に貴金属相場はニュースや貴金属店のサイトで確認できるため、事前チェックをすると良いでしょう。

まとめ

離婚後の結婚指輪の扱い方には、売却・処分・保管・リメイクなどさまざまな選択肢がありました。

アンケート結果では、最も多かったのは 「売却」 であり、不要になった指輪を現金化することで気持ちの整理や生活の助けにしている人が多いことが分かります。

売却理由としては、

  • 「使わないから手元に置いておきたくなかった」
  • 「金銭的に役立てたかった」
    が突出しており、心理的な区切りと実利的な判断が重なっていることが特徴的でした。

実際の売却金額は 10万円未満が半数以上 を占める一方で、ブランドや宝石の品質によっては高額査定となるケースもあります。

そのため、少しでも高く売りたい場合は、複数業者での査定比較、付属品の準備、指輪のクリーニング、相場の確認 が重要です。

結婚指輪は単なる装飾品ではなく、「結婚生活の象徴」としての意味を持つ特別な存在です。だからこそ手放す選択には、それぞれの心情や価値観が表れます。

大切なのは「自分にとって納得できる方法で整理すること」であり、それが新しい一歩を踏み出す力になるでしょう。