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東晶貿易株式会社 ウェルカム買取査定ナビ運営事務所
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電子ピアノは、アコースティックピアノに近い弾き心地を楽しみながら、音量を抑えて練習できることから、初心者から経験者まで幅広く選ばれています。
CASIO
Privia PX-S1100

YAMAHA
Pシリーズ(P-S500)

ROLAND
「FP-10」

近年は、CASIO「Privia PX-S1100」やROLAND「FP-10」、YAMAHA「Pシリーズ」など、コンパクトなモデルから本格的な鍵盤タッチを備えたモデルまで種類が豊富です。
一方で、メーカーや価格帯によって鍵盤のタッチや音源、ペダル、スピーカー、Bluetoothなどの機能が異なるため、何を基準に選べばよいのか迷う方も少なくありません。
特に、設置スペースや使用目的によって適した電子ピアノは変わるため、購入前に特徴を比較することが大切です。
そこで本記事では、2026年に人気のおすすめ電子ピアノを紹介するとともに、電子ピアノの選び方や試弾時に確認したいポイントを詳しく解説します。
初心者や大人の趣味用、本格的な練習用など、自分に合った電子ピアノを選びたい方はぜひ参考にしてください。
【基本情報】電子ピアノとは
電子ピアノとは、鍵盤を押したときの動きをセンサーで検知し、内蔵された音源をスピーカーから再生する電子楽器です。

アコースティックピアノのように弦をハンマーで叩いて発音する仕組みではなく、電子的にピアノの音を再現する点が大きな特徴です。
近年は、鍵盤の重さや戻り方を再現したハンマーアクション鍵盤を搭載するモデルも多く、本格的なピアノ練習に対応できる製品も増えています。
電子ピアノの大きなメリットは、以下の点です。

- 周囲への音が気になる場合でも、ヘッドホンを接続すれば外部に音を響かせずに演奏できるため、集合住宅や夜間の練習にも適しています。
- アコースティックピアノのような定期的な調律を基本的に必要としないため、維持管理の手間を抑えやすいことも魅力です。
【最新】電子ピアノの機能

電子ピアノにはピアノ音色以外の楽器音や録音、メトロノーム、Bluetoothによるスマートフォンとの連携など、モデルによってさまざまな機能が搭載されています。
また設置スペースを抑えやすいスリムタイプや、持ち運びを想定したポータブルタイプもあり、住宅環境や用途に合わせて選びやすいでしょう。
一方で、電子ピアノは電気を使って音を出すため、長期間使用すると電子部品や鍵盤機構などが劣化する可能性があります。

また、製品によって鍵盤のタッチや音の表現力、スピーカー性能などに差があるため、購入する際は価格だけでなく鍵盤の弾き心地や必要な機能、設置場所まで確認することが大切です。
人気おすすめの電子ピアノ10選
電子ピアノを選ぶ際は、単純な価格だけでなく、鍵盤のタッチ、音源やスピーカーによる音質、サイズ・設置性を比較することが大切です。
特に本格的なピアノ練習を目的とする場合は、アコースティックピアノに近い鍵盤構造や表現力を備えているかを確認するとよいでしょう。
【一覧】人気おすすめの電子ピアノ10選の性能比較表
| モデル | タイプ | 鍵盤 | 音源 | サイズ(幅×奥行×高さ) | 重量 | 価格目安 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| CASIO PX-S1100 | 卓上・ポータブル | 88鍵/ハンマーアクション | AiR音源 | 1,322×232×102mm | 11.2kg | 69,300円 |
| YAMAHA CLP-825 | 据置 | 88鍵/グランドタッチ-エス | CFX・ベーゼンドルファー | 1,350×411×849mm | 45kg | 約13万~15万円台 |
| KAWAI CA401 | 据置 | 88鍵/木製GFS | PHI・SK-EX | 1,360×490×915mm | 58kg | 209,000円 |
| Roland HP704 | 据置 | 88鍵/PHA-50 | ピアノ・モデリング | 1,377×468×1,113mm | 59.5kg | 約209,000円 |
| Roland DP603 | 据置・スリム | 88鍵/PHA-50 | ピアノ・モデリング | 1,398×311×783mm | 45.9kg | 約198,000円 |
| YAMAHA P-225 | 卓上・ポータブル | 88鍵/GHC | CFX・VRM Lite | 1,326×272×129mm | 11.5kg | 約71,800円 |
| CASIO AP-550 | 据置 | 88鍵/スマートハイブリッド | AiR音源 | 1,401×440×891mm | 49.5kg | 約181,500円 |
| KAWAI CX302 | 据置 | 88鍵/GES | Grand Emotional class-S | 1,360×405×855mm | 約39kg | 約13万~15万円台 |
| Roland RP701 | 据置 | 88鍵/PHA-4 | スーパーナチュラル | 1,366×463×1,027mm | 46kg | 132,000円 |
| YAMAHA CLP-875 | 据置・上位 | 88鍵/木製グランドタッチ | CFX・ベーゼンドルファー | 1,450×465×967mm | 71kg | 346,500円 |
10モデルを比較すると、設置性や持ち運びやすさを重視するならCASIO PX-S1100やYAMAHA P-225が候補になります。
CASIO
Privia PX-S1100

YAMAHA
Pシリーズ(P-225)

一方、据置型で本格的な演奏環境を整えたい場合は、KAWAI CA401やRoland HP704、YAMAHA CLPシリーズなどが適しています。
また、同じ据置型でも、木製鍵盤を採用したモデル、ハイブリッド構造を採用したモデル、スリム設計を重視したモデルなど、それぞれ方向性が異なります。
購入前には、実際に試弾して鍵盤を押したときの重さや戻り方、音の響き、ペダル操作、設置した際のサイズ感などを確認すると、自分に合った電子ピアノを選びやすくなります。
ここでは、CASIO・YAMAHA・KAWAI・Rolandから、ポータブルタイプから本格的なキャビネットタイプまで、幅広い用途に対応できる10モデルを紹介します。
CASIO(カシオ) Privia PX-S1100

| 項目 | 性能・仕様 |
|---|---|
| タイプ | 卓上・ポータブル |
| 鍵盤 | 88鍵盤/スマートスケーリングハンマーアクション鍵盤 |
| 音源 | マルチ・ディメンショナル・モーフィングAiR音源 |
| スピーカー | 2基 |
| サイズ | 幅1,322×奥行232×高さ102mm |
| 重量 | 11.2kg |
| 購入価格(税込目安) | 69,300円 |
- 88鍵盤を備えながら、奥行232mmのスリムなボディが特徴
- ハンマーアクション鍵盤により、ピアノらしい打鍵感を追求
- 11.2kgと比較的軽く、移動や収納がしやすい
- 卓上に設置できるため、部屋のスペースを有効活用しやすい
- 限られたスペースに電子ピアノを設置したい方
- 自宅以外にも持ち運んで演奏したい方
- 価格と本格的な鍵盤タッチのバランスを重視する初心者
- シンプルでスリムな電子ピアノを探している方
YAMAHA(ヤマハ) Clavinova CLP-825

| 項目 | 性能・仕様 |
|---|---|
| タイプ | 据置・キャビネット |
| 鍵盤 | 88鍵盤/グランドタッチ-エス鍵盤 |
| 音源 | ヤマハCFX・ベーゼンドルファーインペリアルサンプリング |
| スピーカー | 12cm×2、20W×2 |
| 最大同時発音数 | 256音 |
| サイズ | 幅1,350×奥行411×高さ849mm |
| 重量 | 45kg |
| 購入価格(税込目安) | 約13万~15万円台 |
- グランドピアノの演奏感を意識したグランドタッチ-エス鍵盤を採用
- ヤマハCFXとベーゼンドルファーインペリアルの音色を楽しめる
- 象牙調・黒檀調仕上げやエスケープメントにより細かなタッチを表現しやすい
- キャビネット型ながら比較的すっきりしたサイズにまとめられている
- 自宅で本格的にピアノを練習したい方
- ヤマハのグランドピアノ音源を重視する方
- 初心者から中級者まで長く使える据置型を探している方
- デザイン性と演奏性の両方を求める方
KAWAI(カワイ) CA401

| 項目 | 性能・仕様 |
|---|---|
| タイプ | 据置・キャビネット |
| 鍵盤 | 88鍵盤/グランド・フィール・スタンダード・アクション(GFS) |
| 音源 | PHI音源/SK-EXサンプリング |
| スピーカー | 4基 |
| 最大同時発音数 | 192音 |
| サイズ | 幅1,360×奥行490×高さ915mm |
| 重量 | 58kg |
| 購入価格(税込目安) | 209,000円 |
- 全鍵木製のシーソー式構造によるGFS鍵盤を搭載
- カワイのフルコンサートピアノ「SK-EX」をベースとした音色を収録
- 4スピーカー構成で、演奏時の音の広がりを感じやすい
- 本格的な鍵盤性能とキャビネット型の安定感を両立
- 木製鍵盤のしっかりした弾き心地を求める方
- ピアノ教室などで本格的な練習をしている方
- 長期間使用できる据置型電子ピアノを選びたい方
- カワイのピアノらしい音色を好む方
Roland(ローランド) HP704

| 項目 | 性能・仕様 |
|---|---|
| タイプ | 据置・キャビネット |
| 鍵盤 | 88鍵盤/PHA-50ハイブリッド鍵盤 |
| 音源 | スーパーナチュラル・ピアノ・モデリング |
| スピーカー | 4基 |
| 最大同時発音数 | ソロ演奏時は無制限 |
| サイズ | 幅1,377×奥行468×高さ1,113mm |
| 重量 | 59.5kg |
| 購入価格(税込目安) | 約209,000円 |
- 木材と樹脂を組み合わせたPHA-50鍵盤を採用
- エスケープメントや象牙調・黒檀調仕上げにより細かな演奏表現に対応
- ピアノ・モデリング音源によって弾き方に応じた自然な音の変化を再現
- 4スピーカーを搭載し、キャビネット型ならではの豊かな音場を楽しめる
- 鍵盤の耐久性と本格的なタッチを両立したい方
- クラシックなど表現力を重視する演奏を楽しみたい方
- 据置型で演奏環境をしっかり整えたい方
- ローランド独自のモデリング音源を楽しみたい方
Roland(ローランド) DP603

| 項目 | 性能・仕様 |
|---|---|
| タイプ | 据置・スリム |
| 鍵盤 | 88鍵盤/PHA-50ハイブリッド鍵盤 |
| 音源 | スーパーナチュラル・ピアノ・モデリング |
| スピーカー | 専用設計スピーカー |
| サイズ | 幅1,398×奥行311×高さ783mm(蓋閉時) |
| 重量 | 45.9kg |
| 購入価格(税込目安) | 約198,000円 |
- 奥行約31cmのスリムなキャビネット設計
- PHA-50鍵盤による木材と樹脂のハイブリッド構造を採用
- 蓋を閉じると天板がフラットになり、すっきり収納できる
- 省スペース性と本格的な演奏性を両立している
- 据置型が欲しいものの部屋の奥行きに余裕がない方
- スリムな電子ピアノでインテリア性も重視したい方
- 木製鍵盤に近いタッチ感をコンパクトな本体で楽しみたい方
- 練習用と日常使いの両方に対応できるモデルを探している方
YAMAHA(ヤマハ) P-225

| 項目 | 性能・仕様 |
|---|---|
| タイプ | 卓上・ポータブル |
| 鍵盤 | 88鍵盤/GHC鍵盤 |
| 音源 | CFX音源/VRM Lite |
| スピーカー | 4基 |
| サイズ | 幅1,326×奥行272×高さ129mm |
| 重量 | 11.5kg |
| 購入価格(税込目安) | 約71,800円 |
- コンパクトな筐体に88鍵盤を搭載
- GHC鍵盤によって自然な弾き心地を追求
- ヤマハCFXの音色とVRM Liteによる共鳴表現に対応
- 11.5kgの軽量設計で移動させやすい
- 手頃な価格で88鍵盤の電子ピアノを購入したい方
- 部屋のスペースを圧迫しにくいモデルを探している方
- ピアノレッスンや趣味の練習に使いたい方
- 自宅内で移動させる機会が多い方
CASIO(カシオ) CELVIANO AP-550

| 項目 | 性能・仕様 |
|---|---|
| タイプ | 据置・キャビネット |
| 鍵盤 | 88鍵盤/スマートハイブリッドハンマーアクション鍵盤 |
| 音源 | マルチ・ディメンショナル・モーフィングAiR音源 |
| スピーカー | 4基 |
| 最大同時発音数 | 256音 |
| サイズ | 幅1,401×奥行440×高さ891mm |
| 重量 | 49.5kg |
| 購入価格(税込目安) | 約181,500円 |
- 白鍵にスプルース材を使用したハイブリッド鍵盤を採用
- AiR音源によってピアノらしい豊かな音色を再現
- 4スピーカーによる立体感のあるサウンドを楽しめる
- 本格的な演奏性能と家庭用家具として馴染みやすいデザインを備える
- 木材を使用した鍵盤の弾き心地を重視する方
- 趣味から本格的な演奏まで幅広く使いたい方
- 音質と機能のバランスが取れたキャビネット型を探している方
- カシオのPriviaよりも本格的な据置モデルを選びたい方
KAWAI(カワイ) CX302

| 項目 | 性能・仕様 |
|---|---|
| タイプ | 据置・キャビネット |
| 鍵盤 | 88鍵盤/Grand Emotional Action Standard(GES) |
| 音源 | Grand Emotional音源 class-S/SK-EXサンプリング |
| スピーカー | 2基 |
| 最大同時発音数 | 192音 |
| サイズ | 幅1,360×奥行405×高さ855mm |
| 重量 | 約39kg |
| 購入価格(税込目安) | 約13万~15万円台 |
- 3ハンマーセンサー構造により細かな打鍵にも対応
- SK-EXをサンプリングしたGrand Emotional音源を搭載
- 奥行約40.5cm、重量約39kgと据置型の中では扱いやすい
- 象牙調白鍵を採用し、指先のコントロール性を高めている
- 本格的な鍵盤性能と設置性を両立したい方
- 連打や繊細なタッチを重視して練習したい方
- 重量のある上位モデルより扱いやすい据置型を選びたい方
- カワイのグランドピアノ音色を家庭で楽しみたい方
Roland(ローランド) RP701

| 項目 | 性能・仕様 |
|---|---|
| タイプ | 据置・キャビネット |
| 鍵盤 | 88鍵盤/PHA-4スタンダード鍵盤 |
| 音源 | スーパーナチュラル・ピアノ音源 |
| スピーカー | 12cm×2、20W |
| 最大同時発音数 | 256音 |
| 内蔵音色 | 324音色 |
| サイズ | 幅1,366×奥行463×高さ1,027mm |
| 重量 | 46kg |
| 購入価格(税込目安) | 132,000円 |
- PHA-4スタンダード鍵盤にエスケープメント機構を搭載
- キータッチを100段階で調整できる
- ピアノ音源に加えて多彩な内蔵音色を楽しめる
- 日本語表示の操作パネルを備え、機能を扱いやすい
- 10万円台前半を目安に据置型を購入したい方
- 鍵盤の重さを自分好みに調整したい方
- ピアノ以外の音色も使って幅広く演奏したい方
- 初心者でも操作しやすい電子ピアノを選びたい方
YAMAHA(ヤマハ) Clavinova CLP-875

| 項目 | 性能・仕様 |
|---|---|
| タイプ | 据置・ハイスペックキャビネット |
| 鍵盤 | 88鍵盤/グランドタッチ鍵盤(木製白鍵) |
| 音源 | ヤマハCFX・ベーゼンドルファーインペリアル/グランド・エクスプレッション・モデリング |
| スピーカー | 6基・3ウェイ |
| サイズ | 幅1,450×奥行465×高さ967mm |
| 重量 | 71kg |
| 購入価格(税込目安) | 346,500円 |
- 木製白鍵を採用したグランドタッチ鍵盤を搭載
- ヤマハCFXとベーゼンドルファーインペリアルの音色を収録
- グランド・エクスプレッション・モデリングにより演奏表現を追求
- 3ウェイスピーカーシステムによって立体的な音響を楽しめる
- 10モデルの中でも特に本格的な演奏環境を構築しやすい上位モデル
- 電子ピアノでもグランドピアノに近い演奏感を追求したい方
- クラシックなどを本格的に演奏する方
- 鍵盤・音源・スピーカーの性能を総合的に重視する方
- 予算に余裕があり、長く使える上位モデルを探している方
【メーカー別】電子ピアノの特徴・性能まとめ
電子ピアノはメーカーによって、音色の傾向や鍵盤のタッチ、搭載されている音源、機能、デザインなどに違いがあります。
同じ価格帯の製品でも、アコースティックピアノの再現方法や演奏時のフィーリングが異なるため、メーカーごとの特徴を把握しておくと、自分に合ったモデルを選びやすくなります。
【参考】主要5メーカーの特徴比較
| メーカー | 音色の傾向 | 鍵盤・タッチの特徴 | 主な強み | おすすめの利用者 |
|---|---|---|---|---|
| YAMAHA | 明るく伸びやか | 安定感のある自然なタッチ | アコースティックピアノの技術・幅広いラインアップ | 初心者、レッスン用、本格的な練習をしたい方 |
| KAWAI | 深みと温かみのある響き | 重みのあるリアルなタッチ | 木製鍵盤など本格的なアクション | タッチを最優先したい方、クラシックを学ぶ方 |
| Roland | 伸びやかで広がりのある響き | 自然なレスポンスと高い表現力 | モデリング音源、デジタル機能 | 表現力やアプリ連携を重視する方 |
| CASIO | シャープでクリア | 軽快で反応のよいモデルも展開 | コストパフォーマンス、スリム設計 | 初心者、予算や設置スペースを重視する方 |
| KORG | クリアですっきり | 自然な重さを意識したハンマーアクション | シンプルな設計、デザイン、価格 | 気軽に始めたい方、デザインを重視する方 |
電子ピアノのメーカー選びでは、単に「どのメーカーが一番優れているか」で判断するのではなく、音色の好み、鍵盤のタッチ、演奏目的、設置スペース、予算を基準に比較することが重要です。
特に本格的な練習をする場合は、同じ88鍵盤でも鍵盤構造や重さに違いがあるため、可能であれば購入前に実際の製品を試弾するとよいでしょう。
ここでは、電子ピアノで人気の高いYAMAHA・KAWAI・Roland・CASIO・KORGの5メーカーについて、それぞれの特徴や性能、おすすめの利用者、代表的なモデルを紹介します。
YAMAHA(ヤマハ)製電子ピアノの特徴・性能
YAMAHA(ヤマハ)は、長年にわたってアコースティックピアノを製造してきた実績を持つ総合楽器メーカーです。
電子ピアノにもアコースティックピアノの製造で培った技術が活かされており、ピアノらしい音色と自然な鍵盤タッチを重視する方に適しています。
音色は明るく伸びやかで、輪郭のはっきりした響きが特徴です。
上位モデルには、ヤマハのコンサートグランドピアノ「CFX」や、ベーゼンドルファーの「インペリアル」をもとにした音源が搭載されています。
Clavinova(クラビノーバ)

ARIUS(アリウス)

鍵盤についても、グランドタッチやグランドタッチ-エス、GHS、GHCなど、価格帯に応じてさまざまな仕様が用意されています。
代表的な人気おすすめ機種・モデル
- CLP-825 / CLP-835 / CLP-845 / CLP-875
(Clavinova / クラビノーバ シリーズ:レッスン向け・上級据置型) - YDP-165 / YDP-166 / YDP-S36
(ARIUS / アリウス シリーズ:スタンダード据置型) - P-225 / P-145
(Pシリーズ:コンパクト・ポータブル型)
モデルによってはエスケープメント機構なども採用されており、弱い音から強い音までタッチに応じた表現をしやすい設計です。
- 特徴
アコースティックピアノの製造技術を活かした自然な音色と演奏感 - 性能
CFXやベーゼンドルファーの音源、グランドタッチ系鍵盤などを採用 - おすすめの利用者
ピアノ教室に通う子どもや初心者、本格的な練習をしたい方 - 代表モデル
Clavinova CLPシリーズ、ARIUS YDPシリーズ、P-225、P-145など
レッスン用から本格的な演奏用まで幅広いラインアップがあるため、予算や演奏レベルに応じて選択できます。
特に「初めて購入する電子ピアノなので、どのメーカーを選べばよいか分からない」という方にとって、有力な候補となるメーカーです。
KAWAI(カワイ)製電子ピアノの特徴・性能
KAWAI(カワイ)は、アコースティックピアノの製造で知られる日本のピアノメーカーで、電子ピアノでも鍵盤のタッチやアクション機構の再現性を重視しています。
音色については、カワイのフルコンサートグランドピアノ「SK-EX」をもとにした音源が採用されているモデルがあり、落ち着きのある深みや温かみを感じやすい響きが特徴です。
特にCAシリーズなどでは木製鍵盤を採用したモデルが展開されており、鍵盤を押したときの重さや戻り方など、生ピアノに近いフィーリングを求める方に適しています。
CNシリーズ

CAシリーズ

鍵盤は全鍵木製のシーソー式構造を採用したモデルもあり、指先の動きを音に反映させやすい設計となっています。
代表的な人気おすすめ機種・モデル
- CA401 / CA701 / CA901
(CAシリーズ:本格木製鍵盤搭載モデル) - CX302 / CX102
(CXシリーズ:スタンダード据置型) - ES120Filo
(ポータブル型)
電子ピアノでもできるだけアコースティックピアノに近いタッチを求める方から注目されています。
- 特徴
木製鍵盤をはじめとした本格的な鍵盤構造へのこだわり - 性能
SK-EXをもとにした音源やシーソー式木製鍵盤などを採用 - おすすめの利用者
鍵盤のタッチを重視する方、クラシックを本格的に練習したい方 - 代表モデル
CA401・CA701・CA901、CX302・CX102、ES120Filoなど
将来的にアコースティックピアノへの移行を考えている場合や、電子ピアノでもしっかりとした鍵盤の手応えを得たい場合にも候補になります。
一方で、木製鍵盤を採用したモデルは本体重量が大きくなる傾向があるため、設置場所や搬入経路も購入前に確認しておきましょう。
Roland(ローランド)製電子ピアノの特徴・性能
Roland(ローランド)は、電子楽器の技術に強みを持つメーカーで、電子ピアノでも音の表現力やデジタル技術を活かした演奏体験を重視しています。
アコースティックピアノの音を単純に録音して再生するだけではなく、鍵盤の弾き方に応じて音が変化する「スーパーナチュラル・ピアノ・モデリング音源」を採用したモデルが特徴です。
鍵盤には、木材と樹脂を組み合わせたPHA-50鍵盤などが採用されており、自然な打鍵感と耐久性の両立を図っています。
RP701

RP107

また、モデルによってはピアノ音色の同時発音数を意識することなく演奏できる仕様や、専用アプリとの連携機能なども用意されています。
代表的な人気おすすめ機種・モデル
- LX-5 / LX-6
(LXシリーズ:ハイエンドホームピアノ) - HP704
(HPシリーズ:本格スタンダードモデル) - RP701 / RP30 / F701
(RP・Fシリーズ:エントリー・省スペース据置型) - KIYOLA KF-10 / KF-20
(カリモク家具コラボ・インテリアピアノ) - DP603 / FP-90X / FP-10
(スリム・ポータブルモデル)
単純なピアノ練習だけでなく、スマートフォンやタブレットを活用した練習を楽しみたい方にも向いています。
- 特徴
電子楽器メーカーならではの音源技術とデジタル機能 - 性能
ピアノ・モデリング音源、PHA-50などのハイブリッド鍵盤を採用したモデルを展開 - おすすめの利用者
音の表現力やアプリ連携、デザイン性を重視する方 - 代表モデル
LX-5・LX-6、HP704、RP701、F701、DP603、FP-90X、FP-10など
キャビネット型からスリム型、ポータブル型まで幅広いラインアップがあることも魅力です。
特に、電子ピアノならではの機能を活用しながら演奏を楽しみたい方や、インテリアとの調和を重視して選びたい方には適したメーカーといえるでしょう。
CASIO(カシオ)製電子ピアノの特徴・性能
CASIO(カシオ)の電子ピアノは、価格を抑えながら演奏性能や機能性を確保しやすいコストパフォーマンスが魅力です。
Priviaシリーズでは、88鍵盤を搭載しながら奥行きを抑えたスリムなモデルが多く、住宅事情などから大きなピアノを置きにくい方にも選ばれています。
音色はクリアで輪郭が分かりやすく、電子ピアノらしい扱いやすさも特徴です。
音源には、グランドピアノの複雑な音の変化を再現する「マルチ・ディメンショナル・モーフィングAiR音源」が採用されています。
AP-S200BK

AP-750BK

また、コンパクトなPriviaシリーズでは「スマートスケーリングハンマーアクション鍵盤」を搭載したモデルもあり、省スペース性とピアノらしいタッチを両立しています。
代表的な人気おすすめ機種・モデル
- Privia PX-S1100 / PX-S5000 / PX-S7000
(Priviaシリーズ:世界最小クラスのスリム・ポータブル型) - CELVIANO AP-550 / AP-S200
(CELVIANOシリーズ:キャビネット・スリム据置型) - CELVIANO Grand Hybrid GP-310 / GP-510BP
(ハイブリッド最上位モデル)
上位シリーズでは木製鍵盤などを採用した本格的なモデルも展開されています。
- 特徴
スリムな本体と高いコストパフォーマンス - 性能
AiR音源やハンマーアクション鍵盤などを採用 - おすすめの利用者
予算を抑えたい初心者や設置スペースに制約がある方 - 代表モデル
Privia PX-S1100・PX-S5000・PX-S7000、CELVIANO AP-550、GP-310など
特にPX-S1100のようなポータブルモデルは、卓上に設置したり必要に応じて移動したりしやすい点がメリットです。
「電子ピアノを始めたいものの、部屋に大きな据置型を置くのは難しい」という方や、価格とサイズを重視する方に適しています。
KORG(コルグ)製電子ピアノの特徴・性能
KORG(コルグ)はシンセサイザーなどの電子楽器でも知られるメーカーで、電子ピアノではシンプルな操作性やスタイリッシュなデザイン、価格とのバランスを重視した製品を展開しています。
必要以上に大きな筐体や複雑な機能を求めず、日常的に気軽にピアノを楽しみたい方に適したモデルが多いことが特徴です。
鍵盤については、低音側ほど重く、高音側ほど軽くなるアコースティックピアノの特性を意識した「ナチュラル・ウェイテッド・ハンマー・アクション(NH鍵盤)」や、上位モデルなどで採用されるRH3鍵盤などがあります。
E1 Air

G1B Air

音色はクリアですっきりした傾向があり、ポップスなど幅広いジャンルで使いやすい点も魅力です。
代表的な人気おすすめ機種・モデル
- C1-Air
(スリムなキャビネット型) - B2 / B2+
(手軽なエントリー・ポータブル型)
本格的なレッスン用途だけでなく、趣味として電子ピアノを始めたい方にも候補になります。
- 特徴
シンプルで洗練されたデザインと扱いやすさ - 性能
NH鍵盤やRH3鍵盤など、価格帯に応じたハンマーアクション鍵盤を採用 - おすすめの利用者
これからピアノを始める方、デザインや価格を重視する方 - 代表モデル
C1-Air、B2、B2+など
また、シンプルな外観のモデルを選びたい場合にも向いています。購入時には、鍵盤のタッチや音色だけでなく、設置スペースや必要なペダル、ヘッドホンなどの付属・対応機能も確認しておくとよいでしょう。
【価格帯別】人気おすすめの電子ピアノ
電子ピアノは、価格帯によって鍵盤の構造や音源、スピーカー性能、搭載機能などに違いがあります。
- 10万円未満
省スペース性や持ち運びやすさを重視したモデル - 10万円以上
専用キャビネットを備えた据え置き型が多い - 20万円以上
木製鍵盤やハイブリッド鍵盤など、よりアコースティックピアノに近い演奏感を追求したモデルが選択肢に入る
ここでは、価格帯を「10万円未満」「10万円以上20万円未満」「20万円以上30万円未満」「30万円以上」の4つに分け、代表的な電子ピアノの性能や特徴を比較します。
価格帯別 スペック・特徴比較まとめ
| 価格帯 | 代表モデル | 鍵盤構造・特徴 | 音源・スピーカー数 | 寸法 (幅×奥行×高さ mm)/ 重量 | 購入価格目安 (税込) |
|---|---|---|---|---|---|
| 10万円未満 | CASIO PX-S1100 | スマートスケーリングハンマー(樹脂) | AiR音源 / 2基 | 1,322 × 232 × 102 / 11.2kg | 59,400〜69,300円 |
| YAMAHA P-225 | GHC鍵盤(樹脂コンパクト) | CFX(VRM Lite) / 4基 | 1,326 × 272 × 129 / 11.5kg | 71,800円 | |
| 10万〜20万円未満 | Roland RP701 | PHA-4スタンダード(樹脂) | スーパーナチュラル / 2基 | 1,366 × 463 × 1,027 / 46kg | 132,000円 |
| YAMAHA CLP-825 | グランドタッチ-エス(樹脂) | CFX&ベーゼンドルファー / 2基 | 1,350 × 411 × 849 / 45kg | 約13万〜15万円前後 | |
| CASIO AP-550 | スマートハイブリッド(スプルース木材) | AiR音源 / 4基 | 1,401 × 440 × 891 / 49.5kg | 181,500円 | |
| 20万〜30万円未満 | KAWAI CA401 | シーソー式木製鍵盤(GFS) | PHI音源(SK-EX) / 4基 | 1,360 × 490 × 915 / 58kg | 209,000円 |
| Roland HP704 | PHA-50ハイブリッド(木材×樹脂) | モデリング音源 / 4基 | 1,377 × 468 × 1,113 / 59.5kg | 209,000円 | |
| YAMAHA CLP-845 | グランドタッチ-エス(木製白鍵) | CFX&ベーゼンドルファー / 4基 | 1,450 × 460 × 927 / 60kg | 264,000円〜 | |
| 30万円以上 | Roland LX-6 | ハイブリッド・グランド鍵盤 | モデリング音源 / 5基 | 1,383 × 493 × 1,118 / 88.5kg | 333,300円〜 |
| YAMAHA CLP-875 | グランドタッチ鍵盤(木製白鍵) | CFX&ベーゼンドルファー / 6基 | 1,450 × 465 × 967 / 71kg | 346,500円〜 | |
| CASIO GP-310 | ナチュラルグランドハンマー(木製) | AiR Grand音源 / 6基 | 1,434 × 489 × 963 / 78.5kg | 40万円以上クラス |
電子ピアノを価格帯で比較すると、10万円未満は省スペース性、10万円以上20万円未満はレッスンへの対応力、20万円以上30万円未満は木製・ハイブリッド鍵盤、30万円以上は演奏表現や音響性能を重視したモデルが選びやすくなります。
予算だけでなく、鍵盤のタッチ、音質、設置スペース、練習目的なども確認しながら、自分に合うモデルを選びましょう。
ただし、価格が高いほどすべての人に適しているとは限りません。
初心者や設置スペースが限られている方ならポータブル型、本格的なレッスンを続ける方なら据え置き型や木製鍵盤モデルなど、予算だけでなく演奏目的・設置環境・求めるタッチ感を基準に比較することが大切です。
10万円未満クラスの電子ピアノ
10万円未満では、卓上・ポータブルタイプの電子ピアノが中心です。
比較的軽量で設置場所を変更しやすく、限られたスペースでも使いやすいことが特徴です。初心者の練習用や、大人が趣味としてピアノを始める場合にも適しています。
| 製品名 | 鍵盤 | 音源・スピーカー | サイズ (幅×奥行×高さ) | 重量 | 価格 (税込目安) |
|---|---|---|---|---|---|
| CASIO Privia PX-S1100 | スマートスケーリングハンマーアクション鍵盤 | マルチ・ディメンショナル・モーフィングAiR音源・2基 | 1,322×232×102mm | 11.2kg | 59,400~69,300円 |
| YAMAHA P-225 | GHC鍵盤 | CFX音源・VRM Lite・4基 | 1,326×272×129mm | 11.5kg | 約71,800円 |
CASIO Privia PX-S1100

- 88鍵盤を搭載しながら奥行232mmのスリムなボディを採用
- スマートスケーリングハンマーアクション鍵盤によって、コンパクトな本体でもピアノらしいタッチを追求
- マルチ・ディメンショナル・モーフィングAiR音源により、豊かなピアノサウンドを再現
- 重量11.2kgで、部屋の移動や収納をしやすい
- 卓上設置にも対応し、専用スタンドを組み合わせた使い方もできる
- 電子ピアノをできるだけ省スペースで設置したい方
- 初心者や大人の趣味としてピアノを始めたい方
- 部屋のレイアウト変更や持ち運びのしやすさを重視する方
- 10万円未満で88鍵盤の電子ピアノを探している方
YAMAHA P-225

- 新開発のGHC鍵盤を搭載し、コンパクトながらピアノらしい弾き心地を追求
- ヤマハのコンサートグランドピアノ「CFX」の音色を収録
- VRM Liteによって、アコースティックピアノで生じる共鳴音を再現
- 4スピーカーによって、卓上タイプとして広がりのあるサウンドを実現
- 重量11.5kgで、設置場所を変更しやすい
- ヤマハのピアノ音色で練習したい方
- コンパクトな電子ピアノを探している方
- 自宅だけでなく複数の場所で使用したい方
- 初心者からレッスン用まで幅広く使えるモデルを探している方
10万円以上20万円未満クラスの電子ピアノ
10万円以上20万円未満になると、専用キャビネットを備えた据え置き型の選択肢が増えます。
卓上型と比べて安定感があり、3本ペダルやレッスン向け機能などを搭載したモデルもあります。自宅で継続的にピアノを練習したい方に向いている価格帯です。
| 製品名 | 鍵盤 | 音源・スピーカー | サイズ (幅×奥行×高さ) | 重量 | 価格 (税込目安) |
|---|---|---|---|---|---|
| Roland RP701 | PHA-4スタンダード鍵盤 | スーパーナチュラル・ピアノ音源・2基 | 1,366×463×1,027mm | 46.0kg | 132,000円 |
| YAMAHA Clavinova CLP-825 | グランドタッチ-エス鍵盤 | CFX・ベーゼンドルファー・2基 | 1,350×411×849mm | 45kg | 約13万~15万円前後 |
| CASIO CELVIANO AP-550 | スマートハイブリッドハンマーアクション鍵盤 | マルチ・ディメンショナル・モーフィングAiR音源・4基 | 1,401×440×891mm | 49.5kg | 181,500円 |
Roland RP701

- PHA-4スタンダード鍵盤により、エスケープメントを含むピアノらしいタッチを再現
- スーパーナチュラル・ピアノ音源を搭載し、演奏の強弱に応じた音の変化を表現
- 最大同時発音数256音、324音色を搭載
- キャビネットタイプのため、卓上型よりも安定した状態で演奏しやすい
- 日本語表示に対応した操作パネルで、電子ピアノを初めて使う方にも扱いやすい
- 子どものピアノレッスン用として購入したい方
- 自宅で本格的な練習を続けたい初心者の方
- 鍵盤のタッチと電子ピアノならではの機能を両立したい方
- 据え置き型で操作のわかりやすいモデルを探している方
YAMAHA Clavinova CLP-825

- グランドタッチ-エス鍵盤により、弱い打鍵から強い打鍵までのタッチ変化を再現
- ヤマハCFXとベーゼンドルファー インペリアルの2種類のコンサートグランドピアノ音色を収録
- ディフューザー付きスピーカーによって、音を自然に広げやすい構造
- 奥行411mmのキャビネットで、据え置き型として比較的設置しやすい
- リビングなどに置いても馴染みやすいデザイン
- ピアノ教室や家庭でのレッスン用モデルを探している方
- ヤマハのグランドピアノ音色で練習したい方
- 据え置き型でも設置スペースをできるだけ抑えたい方
- 長期間のピアノ練習を見据えて選びたい方
CASIO CELVIANO AP-550

- 木製部を取り入れたスマートハイブリッドハンマーアクション鍵盤を採用
- マルチ・ディメンショナル・モーフィングAiR音源によってピアノの響きを再現
- 12cmスピーカー2基と3.5cmスピーカー2基の4スピーカー構成
- 大屋根の開閉による音の変化など、アコースティックピアノを意識した機能を搭載
- キャビネット型ながら比較的扱いやすいサイズにまとめられている
- 10万円台で木製部を使用した鍵盤モデルを探している方
- 鍵盤のタッチと音質の両方を重視したい方
- 自宅で本格的なピアノ演奏を楽しみたい方
- 省スペース性とキャビネット型の安定感を両立したい方
20万円以上30万円未満クラスの電子ピアノ
20万円以上30万円未満では、木製鍵盤や木材と樹脂を組み合わせたハイブリッド鍵盤を搭載するモデルが増えます。
鍵盤の動きや打鍵時の手応えをより細かく再現しているため、初心者だけでなく、クラシック曲を本格的に練習したい方にも選ばれやすい価格帯です。
| 製品名 | 鍵盤 | 音源・スピーカー | サイズ (幅×奥行×高さ) | 重量 | 価格 (税込目安) |
|---|---|---|---|---|---|
| KAWAI CA401 | シーソー式木製鍵盤・GFS | PHI音源(SK-EX)・4基 | 1,360×490×915mm | 58kg | 209,000円 |
| Roland HP704 | PHA-50ハイブリッド鍵盤 | スーパーナチュラル・ピアノ・モデリング・4基 | 1,377×468×1,113mm | 59.5kg | 約209,000円 |
| YAMAHA Clavinova CLP-845 | グランドタッチ-エス木製鍵盤 | CFX・ベーゼンドルファー・4基 | 1,450×460×927mm | 60kg | 264,000円~ |
KAWAI CA401

- 全鍵木製のシーソー式GFS鍵盤を採用
- カワイのフルコンサートグランド「SK-EX」を多段階サンプリングしたPHI音源を搭載
- ツィーターとウーファーを組み合わせた4スピーカー構成
- アコースティックピアノに近い鍵盤の重さや動きを意識した設計
- 本格的な木製鍵盤を備えながら、電子ピアノとして自宅に設置しやすいキャビネット型
- 電子ピアノでも木製鍵盤のタッチにこだわりたい方
- クラシック曲を中心に本格的な練習をしたい方
- 将来的にアコースティックピアノへの移行を考えている方
- 鍵盤の手応えを重視して電子ピアノを選びたい方
Roland HP704

- 木材と樹脂を組み合わせたPHA-50ハイブリッド鍵盤を搭載
- スーパーナチュラル・ピアノ・モデリング音源によって演奏に応じた豊かな音の変化を表現
- 4スピーカー構成のキャビネットで立体的な音場を再現
- 木製鍵盤の質感と樹脂による耐久性を組み合わせている
- 高さのあるキャビネットによって、存在感のある据え置き型に仕上げられている
- 鍵盤のタッチと耐久性を両立したい方
- 電子ピアノで豊かな音の表現を追求したい方
- 自宅でクラシックなどを本格的に演奏したい方
- スピーカーによる音の広がりも重視したい方
YAMAHA Clavinova CLP-845

- 木製白鍵を採用したグランドタッチ-エス鍵盤を搭載
- CFXとベーゼンドルファー インペリアルの音色を収録
- VRMによって弦や響板などの共鳴を再現
- 4スピーカーによって、幅広い音域を意識したサウンドを実現
- 本格的な鍵盤と音源を備えたClavinovaシリーズの中級~上位モデル
- ヤマハの木製鍵盤モデルで練習したい方
- レッスンを継続して本格的な演奏を目指す方
- 鍵盤のタッチだけでなく音源や共鳴表現にもこだわりたい方
- 20万円台の電子ピアノで高い演奏性を求める方
30万円以上クラスの電子ピアノ
30万円以上の電子ピアノは、各メーカーの上位技術を取り入れたハイエンドモデルが中心です。
木製・ハイブリッド鍵盤に加えて、複数のスピーカーを使った音響システムや高度な音源技術を搭載しています。
価格だけでなく、グランドピアノに近い演奏感や音の表現力を重視する方に適したクラスです。
| 製品名 | 鍵盤 | 音源・スピーカー | サイズ (幅×奥行×高さ) | 重量 | 価格 (税込目安) |
|---|---|---|---|---|---|
| Roland LX-6 | ハイブリッド・グランド鍵盤 | ピアノ・リアリティ・モデリング・5基 | 1,383×493×1,118mm | 88.5kg | 333,300円~ |
| YAMAHA Clavinova CLP-875 | グランドタッチ木製鍵盤 | CFX・ベーゼンドルファー・6基 | 1,450×465×967mm | 71kg | 346,500円~ |
| CASIO CELVIANO Grand Hybrid GP-310 / GP-510BP | ナチュラルグランドハンマーアクション鍵盤 | AiR Grand音源・6基 | 1,434×489×963mm | 78.5kg | 40万円以上 |
Roland LX-6

- ハイブリッド・グランド鍵盤によって、グランドピアノに近いコントロール性を追求
- ピアノ・リアリティ・モデリング音源を採用
- 5つのスピーカーを搭載し、キャビネット全体を活用した立体的な音響を実現
- 高さのあるキャビネットによって、アップライトピアノに近い存在感を持つ
- 本格的な演奏環境を自宅で整えたい方に適した上位モデル
- 電子ピアノでもグランドピアノに近い鍵盤感覚を追求したい方
- 音の立体感や表現力を重視する方
- 趣味でも本格的なピアノ演奏を楽しみたい方
- ハイエンド電子ピアノを長く使用したい方
YAMAHA Clavinova CLP-875

- 木製白鍵を採用したグランドタッチ鍵盤を搭載
- CFXとベーゼンドルファー インペリアルの音色に対応
- グランド・エクスプレッション・モデリングによって、演奏表現に応じた音の変化を追求
- 6スピーカーによる3ウェイ構成で、豊かな音響空間を形成
- 演奏時に操作パネルのLED表示を消せる設計で、演奏への集中を妨げにくい
- ヤマハの上位モデルで本格的に練習したい方
- 木製鍵盤のタッチと音の表現力を重視する方
- グランドピアノの演奏感を意識した電子ピアノを探している方
- 自宅でのクラシック演奏や長時間の練習環境にこだわりたい方
CASIO CELVIANO Grand Hybrid GP-310 / GP-510BP
GP-310

GP-510BP

- ナチュラルグランドハンマーアクション鍵盤を搭載
- 木製鍵盤機構にスプルース材を使用し、本格的な打鍵感を追求
- AiR Grand音源によって、グランドピアノの響きを電子的に再現
- 3ウェイ6スピーカーシステムによって、豊かな音域と音の広がりを表現
- ベヒシュタインとの共同開発による「ベルリン・グランド」など、複数のピアノ音色を楽しめる
- 電子ピアノでもグランドピアノに近い鍵盤機構を求める方
- 木製鍵盤の質感や打鍵感を特に重視する方
- 音源やスピーカー性能にもこだわって選びたい方
- 40万円以上の予算でハイエンド電子ピアノを検討している方
電子ピアノといっしょに揃えておきたい周辺機器
電子ピアノは本体だけでも演奏できますが、ヘッドホンやピアノ椅子、スタンド、防音・遮音マットなどを用意することで、より快適で集中しやすい演奏環境を整えられます。
- 夜間や早朝に練習する場合はヘッドホンが役立つほか、集合住宅では打鍵音やペダル操作による振動への配慮も必要
- 卓上タイプの電子ピアノはスタンドや椅子を別途用意する必要があるため、購入前に設置方法を確認が必要
- お子様が演奏する場合は、身長に合わせた足台や補助ペダルも重要
さらに、メトロノームやクロスなどを揃えておけば、日々の練習やメンテナンスにも便利です。
電子ピアノの周辺機器は、演奏時間帯・設置場所・演奏者の年齢・練習環境によって必要なものが異なります。
特にヘッドホンや椅子、スタンド、防振対策は演奏環境に大きく関わるため、本体を購入する段階であわせて検討するとよいでしょう。
ヘッドホン

ヘッドホンは、周囲への音を抑えながら電子ピアノを練習したい場合に便利なアイテムです。
夜間や早朝など、スピーカーから音を出しにくい時間帯でも演奏に集中できます。
選ぶ際は、電子ピアノの端子に対応しているかを確認したうえで、音質だけでなく装着感や長時間使用した際の耳への負担もチェックしましょう。
電子ピアノによってはヘッドホン端子を2系統備えているものもあり、親子でレッスン内容を確認するときなどにも活用できます。
ピアノ椅子(高低自在椅子)

ピアノ椅子は、鍵盤に対して適切な姿勢を保つために重要な周辺機器です。
高さを調整できる高低自在椅子なら、演奏者の体格や成長に合わせて座る位置を変えられます。
高さが合わない椅子を使うと、腕や肩に余計な負担がかかったり、正しいフォームを維持しにくくなったりすることがあります。
卓上タイプなど椅子が付属していない電子ピアノを購入する場合は、本体だけでなく椅子もあわせて用意しましょう。
キーボードスタンド/ピアノスタンド

卓上・ポータブルタイプの電子ピアノを設置する場合は、専用のキーボードスタンドやピアノスタンドがあると便利です。
机やテーブルに置いて演奏する方法もありますが、鍵盤の高さや安定性を確保しやすい専用スタンドを使うことで、演奏姿勢を整えやすくなります。
スタンドを選ぶ際は、電子ピアノ本体のサイズや重量に対応しているかを確認しましょう。
純正スタンドが用意されている機種では、対応機種を確認したうえで選ぶと、設置時の安定性を確保しやすくなります。
防音・遮音マット(防振カーペット)

電子ピアノはヘッドホンを使えばスピーカーからの音を抑えられますが、鍵盤を押したときの物理的な打鍵音やペダル操作による振動まで完全になくせるわけではありません。
電子ピアノの下に防音・遮音マットや防振カーペットを敷くと、床への振動や設置面への負担を抑える対策になります。
マンションやアパートだけでなく、一戸建ての2階などに設置する場合にも検討するとよいでしょう。
椅子を引いたときの床の傷まで防ぎたい場合は、本体だけでなく椅子の位置まで覆える大判タイプが適しています。
補助ペダル・足台

小さなお子様が電子ピアノを演奏する場合は、足が床に届かないことがあるため、補助ペダルや足台を用意するとよいでしょう。
足元を安定させることで、上半身や腕を支えやすくなり、演奏時の姿勢を整えることにつながります。
高さを調整できる足台なら、成長に合わせて使用しやすい点もメリットです。
ペダル操作が必要な場合は、足台だけでなく電子ピアノに対応した補助ペダルも確認しましょう。
なお、補助ペダルの対応状況や取り付け方法は製品によって異なるため、購入前の確認が必要です。
メトロノーム

メトロノームは、一定のテンポを意識して演奏するための練習用アイテムです。
電子ピアノにはメトロノーム機能が搭載されている機種も多いため、まずは本体の機能を確認するとよいでしょう。
一方で、練習内容によっては独立したメトロノームを使ったほうが扱いやすい場合もあります。
置き型の電子式や振り子式のほか、スマートフォンのアプリなども選択肢です。
電子ピアノに内蔵された機能と別途用意するタイプの使いやすさを比較し、必要に応じて選びましょう。
お手入れセット(クロス・クリーナー)

電子ピアノをきれいな状態で使い続けるためには、日常的なお手入れも欠かせません。
演奏後は、鍵盤や本体に付着した手汗、指紋、ほこりなどを柔らかい布で拭き取ると、汚れが蓄積するのを防ぎやすくなります。
お手入れ用品を用意する際は、鍵盤や本体の素材に対応したクロスやクリーナーを選ぶことが大切です。
水分を直接かけたり、素材に適さない洗剤を使用したりすると、故障や変色につながる可能性があるため、メーカーの取扱説明書に記載された方法を確認してから使用しましょう。
失敗しない電子ピアノの選び方
電子ピアノを選ぶ際は、価格やメーカーだけでなく、鍵盤のタッチ感や音質、設置スペース、使用目的などを総合的に比較することが大切です。
ピアノレッスン用なら、88鍵盤やハンマーアクション、ペダルなど、アコースティックピアノでの演奏を想定した性能を確認しておきたいところです。
一方、趣味で楽しむ場合は、コンパクトさやデザイン、Bluetoothなどの便利な機能を優先する選び方もあります。
また、同じ価格帯の電子ピアノでも、鍵盤の素材・構造や音源方式、スピーカー性能によって弾き心地や音の表現力は異なります。
購入後に「思っていたより鍵盤が軽い」「設置スペースに収まらない」といった失敗を防ぐためにも、事前に必要な条件を整理しておきましょう。
ここでは、電子ピアノを選ぶ際に確認したいポイントを、使用目的・鍵盤・音質・サイズ・価格帯・実機確認の6つに分けて詳しく解説します。
電子ピアノ選びでは「何のために使うか」「どのようなタッチや音を求めるか」「どこに設置するか」「いくらまで予算をかけるか」を整理したうえで、候補を比較することが大切です。
特に長期間使用する予定なら、現在の用途だけでなく、演奏レベルが上がった後にも必要な性能を備えているかまで確認し
使用目的と必須条件の確認
電子ピアノをどのような目的で使用するのかを明確にしましょう。
- ピアノ教室で本格的なレッスンを受ける場合
アコースティックピアノへの移行も考慮して、88鍵盤のフルサイズモデルやハンマーアクション鍵盤、複数ペダルを備えた機種が適しています。 - 趣味として気軽に演奏したい場合
音色の種類やBluetoothなどの連携機能、持ち運びやすさ、デザインなどを重視する選び方もできます。
特にペダルは、ハーフペダルなど細かな操作に対応しているかも確認しておくとよいでしょう。
必要な機能をあらかじめ整理しておけば、使わない機能に費用をかけることも避けやすくなります。
鍵盤の構造と素材(タッチ感)
電子ピアノの弾き心地を左右する重要な部分が、鍵盤の構造や素材、ハンマーアクションです。

- 樹脂製鍵盤は軽量で扱いやすく、エントリーからミドルクラスまで幅広く採用されています。
- 木製鍵盤やハイブリッド鍵盤は、よりアコースティックピアノに近い打鍵感を求める方に適しています。
また、低音から高音にかけて鍵盤の重さが変化する機構や、グランドピアノの微細な抵抗感を再現するエスケープメント機能なども、タッチの違いにつながります。


実機を試せる場合は、鍵盤をゆっくり押したときの抵抗感だけでなく、連打やトリル、弱い音から強い音までの弾き分けがスムーズにできるかも確認しましょう。
音源とスピーカーの性能(音質・表現力)
鍵盤のタッチと同じように、音源方式やスピーカー構成も演奏時の満足度を左右します。
電子ピアノの音源には、グランドピアノなどの音を収録して再生するサンプリング方式や、演奏情報をもとに音の変化をデジタル処理するモデリング方式などがあります。

また、スピーカーの数や配置によって、音の広がりや立体感にも違いが生まれます。
基本的な練習であればシンプルなスピーカー構成でも対応できますが、より豊かな響きや臨場感を求める場合は、複数のスピーカーを搭載したモデルも候補になります。

さらに、ペダルを使って多くの音を重ねる演奏では、同時発音数も確認しておくとよいでしょう。


スペックだけでなく、実際に弱く弾いたときから強く弾いたときまで、音量や音色が自然に変化するかを確認することが重要です。
設置タイプと本体サイズ
電子ピアノには、脚やペダルを備えた据え置き型(キャビネット型)と、持ち運びや収納がしやすい卓上・ポータブル型があります。

- 据え置き型は本体に安定感があり、演奏時の姿勢を整えやすい
- ポータブル型は比較的コンパクトで、限られたスペースに設置したい場合や必要に応じて移動したい場合に向いている
購入前には本体の幅だけでなく、奥行きや高さ、椅子を置くためのスペース、電源やヘッドホンを接続する位置なども確認しましょう。

ポータブル型ではスタンドやペダルが別売りとなる場合もあるため、本体以外に必要な周辺機器を含めて設置スペースと予算を考えることが大切です。
価格帯による性能の目安
電子ピアノは価格帯によって、鍵盤の構造や音源、スピーカー、搭載機能などに違いが見られます。
- 10万円未満のモデル
コンパクトなポータブルタイプが中心となり、初めて電子ピアノを購入する方にも選びやすい価格帯です。 - 10万円以上20万円未満
キャビネット型やレッスン用途を意識したモデルも選択肢に入りやすくなります。 - 20万円以上30万円未満
木製鍵盤やハイブリッド鍵盤、より充実したスピーカー構成を採用したモデルなどが増えます。
さらに30万円以上では、上位の鍵盤機構や音源、スピーカーシステムなどを備え、表現力を重視したモデルが選択肢となります。
価格が高いほど自分に合うとは限らないため、予算だけでなく演奏目的や必要な性能とのバランスを考えて選びましょう。
メーカーの先入観だけで選ばず実機で確認
ヤマハ、カワイ、ローランド、カシオ、コルグなど、電子ピアノを展開するメーカーにはそれぞれ異なる音色や鍵盤の設計、機能、デザインの傾向があります。
メーカー名や知名度だけで機種を決めるのではなく、同じ価格帯の製品を実際に比較することが重要です。
試弾する際は、普段使用する姿勢に近い状態で椅子に座り、低音から高音まで弾いてみましょう。
鍵盤の重さや戻りの感覚、弱い音から強い音への変化、ペダルの操作感、スピーカーから聞こえる音の広がりなどを確認すると、カタログでは分からない違いを把握できます。
ヘッドホンで練習する予定がある場合は、可能であればヘッドホン使用時の音質も確認しておくと、購入後のギャップを抑えやすくなります。
初心者にありがちな電子ピアノ選びの失敗例
電子ピアノは、価格やサイズだけを基準に選ぶと、購入後に「思っていたより弾きにくい」「練習しづらい」と感じることがあります。
特に初めて電子ピアノを購入される方にありがちな失敗例として、以下のものが挙げられます。
- 必要な鍵盤数やタッチ感設置方法、付属品などを十分に確認せずに購入
- メーカーの知名度だけで選んで購入
ここでは、電子ピアノを初めて購入する方が後悔しやすい代表的な失敗例と、その対策を紹介します。
価格の安さを最優先した
電子ピアノを初めて購入する際に、価格の安さだけを優先してしまうと、後から買い替えが必要になる場合があります。

鍵盤のタッチが軽いモデルを選んだ場合、アコースティックピアノを弾いたときに弾き心地の違いを大きく感じられます。
ピアノ教室に通う予定がある方や、将来的にクラシック曲などを本格的に練習したい方は、価格だけでなくハンマーアクションの有無や鍵盤のタッチ感も確認しておきましょう。
最初に必要な性能を整理しておけば、上達した後に物足りなさを感じて買い替えるリスクを抑えやすくなります。
趣味として気軽に演奏したい場合は、必要以上に高性能なモデルを選ぶ必要はないため、使用目的と予算のバランスを考えることが大切です。
61鍵盤や卓上型を選んで音域不足や出し入れの手間で挫折
省スペース性や価格を重視して鍵盤数の少ないモデルを選ぶと、練習したい曲によっては音域が足りなくなることがあります。

クラシックなど幅広い音域を使用する曲を長く練習する予定なら、最初から88鍵盤のフルサイズモデルを検討すると安心です。
また、卓上・ポータブル型はコンパクトで移動しやすい一方、専用スタンドを使わず「演奏するときだけテーブルに出す」という使い方では、準備や片付けが負担になることがあります。
結果として電子ピアノに触れる機会が減ってしまう可能性もあるため、購入前に普段どこに置き、どのような状態で練習するのかまでイメージしておきましょう。収納性だけでなく、日常的にすぐ演奏できる環境を作れるかどうかも重要なポイントです。
ブランドの知名度や先入観だけで試弾せずに購入
ヤマハ、カワイ、ローランド、カシオ、コルグなど、電子ピアノにはさまざまなメーカーがあります。
しかし、「有名メーカーだから自分にも合う」とは限りません。

同じ価格帯の製品でも、鍵盤の重さや戻り方、音色、スピーカーから聞こえる響きなどには違いがあります。
カタログ上の機能やメーカーの知名度だけでは、実際の弾き心地を判断するのは難しいため、可能であれば購入前に試弾してみましょう。
試弾するときは普段の演奏姿勢で椅子に座り、低音から高音まで弾いて、鍵盤を押したときの抵抗感や戻りの速さを確認します。
さらに、弱く弾いたときと強く弾いたときで音量や音色が自然に変化するかもチェックすると、自分の演奏スタイルに合ったモデルを選びやすくなります。
付属品(スタンド・椅子・ペダル)の確認不足と姿勢の悪化
電子ピアノ本体の性能だけを確認して購入すると、スタンドや椅子、ペダルなどが別売りだったことに後から気付く場合があります。

卓上・ポータブル型は、専用スタンドやペダルを別途用意する必要があるモデルもあるため、本体価格だけで総額を判断しないことが大切です。
また、適切な高さの椅子やスタンドを用意せず、一般的なテーブルや高さの合わない椅子で演奏を続けると、正しい姿勢を保ちにくくなります。
ピアノを習い始めたばかりの方やお子様の場合は、高低自在椅子や足台などを含めて演奏環境を整えることも重要です。
購入前には本体に何が付属するのかを確認し、必要な周辺機器の費用まで含めて予算を考えておきましょう。
電子ピアノ選びで失敗しないためには、単純に「安い」「コンパクト」「有名メーカー」といった一つの基準だけで決めないことが重要です。
使用目的、鍵盤数、タッチ感、設置方法、付属品などを事前に確認し、自分が無理なく長く使えるモデルを選びましょう。
電子ピアノは購入かレンタルか?適切な判断基準
電子ピアノを導入するときは、購入するかレンタルするかで迷うことがあります。
どちらが適しているかは、使用する期間やピアノを続ける見込み、初期費用、住環境などによって異なります。
長期間にわたって安定して使う予定なら購入が向いている一方、初心者や習い始めのお子様など、継続できるか分からない場合はレンタルから始める方法もあります。
また、レンタルなら自宅に実際の楽器を設置して、サイズやタッチ、音の響きなどを確認してから購入を検討できます。
引っ越しや転勤の予定がある場合など、所有後の移動や処分まで考慮して選ぶことも大切です。
購入とレンタルの判断基準
長期間使用する予定があるかどうかは、購入とレンタルを判断するうえで重要なポイントです。
| 判断基準 | 購入が向いているケース | レンタルが向いているケース |
|---|---|---|
| 使用予定期間 | 長期間にわたって使う予定がある | 短期間のお試しや利用期間が決まっている |
| 費用 | 長く使うことを前提に買い切りたい | 初期費用を抑えて始めたい |
| 継続性 | ピアノを継続して練習する見込みがある | 習い事を続けられるか分からない |
| 住環境・移動 | 設置場所を長期間確保できる | 引っ越しや転勤などで環境が変わる可能性がある |
| 試用 | 購入するモデルをある程度決めている | 自宅でサイズやタッチ、音の響きを確認したい |
- 電子ピアノを購入する判断基準
長く使い続けるのであれば、購入した電子ピアノを継続的に使用するほうが、レンタルを長期間利用するより費用面で検討しやすくなる場合があります。 - 電子ピアノをレンタルする判断基準
まだ使用期間が決まっていない場合は、最初から高額なモデルを購入するのではなく、レンタルで実際の使用感を確かめる方法があります。
また、電子ピアノは実際に設置してみると、本体のサイズや椅子を含めた必要スペース、打鍵時の振動、スピーカーから聞こえる音の印象などが想定と異なることもあります。
レンタルを利用すれば、自宅の環境で継続して使えるかを確認しやすい点もメリットです。
レンタル料金や契約期間、返却時の条件などはサービスによって異なるため、契約前に確認しておきましょう。
目的別・おすすめの選択肢
ピアノを長期的に習うことが決まっている方は、購入を中心に検討するとよいでしょう。
【目的別】購入がおすすめの方

ピアノ教室に継続して通う予定があり、自宅でも日常的に練習するのであれば、自分の楽器として長く使用できます。
予算に余裕がある場合は、現在の演奏レベルだけでなく、上達した後にも使い続けられる鍵盤や音源などを備えているか確認することが大切です。
【目的別】レンタルがおすすめの方

初心者やピアノを習い始めたお子様など、継続できるか不安な方は、まずレンタルで使用してみる方法があります。
一定期間実際に練習することで、ピアノが生活の中に無理なく定着するかを確認できます。
大人が趣味としてピアノを再開する場合にも、まずレンタルで試してから購入を検討する選択肢があります。
さらに、自宅に設置したときのサイズや演奏時の音、タッチ感を確認してから購入したい方にもレンタルが適しています。
店舗での試弾だけでは分からない、部屋の広さや生活動線との相性を確認できるためです。
転勤や引っ越しなどで住環境が変わりやすい方や、一定期間だけ集中して練習したい方にとっても、不要になった際に返却できるレンタルは選択肢になります。
このように、購入とレンタルは単純に価格だけで比較するのではなく、「どのくらい使うのか」「今後も続ける予定があるか」「自宅で試してから決めたいか」を基準に考えることが重要です。
継続性に不安がある場合はレンタルから始め、使用感や生活への馴染み方を確認したうえで購入へ切り替える方法もあります。
人気おすすめの電子ピアノを購入する前に解決しておきたいFAQ
電子ピアノを購入する際は、価格やメーカーだけでなく、鍵盤数やタッチ感、音質、設置スペース、必要な付属品など、事前に確認しておきたいポイントが数多くあります。
初心者の場合、「88鍵盤を選んだほうがよいのか」「どの価格帯が自分に合っているのか」「ヤマハ・カワイ・ローランドなどメーカーによって何が違うのか」といった疑問を感じることも少なくありません。
また、購入とレンタルのどちらが適しているか、卓上型と据え置き型の違い、試弾の必要性なども、電子ピアノ選びで後悔しないために押さえておきたいポイントです。
ここでは、人気おすすめの電子ピアノを購入する前に知っておきたい疑問や不安について、初心者にも分かりやすく解説します。
電子ピアノは初心者でも弾きやすいですか?
電子ピアノは、これからピアノを始める初心者にも適した選択肢の一つです。
Clavinova(クラビノーバ)

ARIUS(アリウス)

音量を調整できるほか、ヘッドホンを使用すれば周囲を気にせず練習しやすいため、自宅での練習環境を整えやすい点が特徴です。
長くピアノを練習する予定なら、61鍵盤などの簡易的なモデルよりも、88鍵盤でハンマーアクションを搭載したモデルを選ぶと、幅広い演奏に対応できます。
また、鍵盤の重さや音質は製品によって異なるため、予算だけでなく実際の弾き心地も確認しておきましょう。
電子ピアノは何年くらい使えますか?
電子ピアノは電子部品を使用しているため、使用環境や使用頻度、メンテナンス状況によって寿命が異なります。
アコースティックピアノのように定期的な調律を基本的に必要としない一方、長期間使用すると鍵盤やスピーカー、電子部品などが劣化する可能性があります。
購入時には、現在の性能だけでなく、今後も使い続けたいかを考えて選ぶことが大切です。
特にレッスンなどで長期間使用する場合は、鍵盤のタッチや音源、スピーカーなどに余裕のあるモデルを選ぶとよいでしょう。
電子ピアノは88鍵盤を選んだほうがよいですか?
ピアノの練習を本格的に続ける予定なら、88鍵盤の電子ピアノがおすすめです。

88鍵盤は一般的なアコースティックピアノと同じ音域をカバーできるため、クラシック曲を含め幅広い楽曲の練習に対応できます。
一方、趣味で簡単な演奏を楽しみたい場合や、設置スペースをできるだけ小さくしたい場合は、61鍵盤などのコンパクトなモデルも選択肢になります。
ただし、将来的に演奏する曲の幅を広げたい場合は、買い替えを避けるためにも最初から88鍵盤を検討するとよいでしょう。
電子ピアノの鍵盤はどのように選べばよいですか?
電子ピアノの鍵盤は、素材や構造によって弾き心地が異なります。

アコースティックピアノに近い感覚で練習したい場合は、ハンマーアクションを搭載したモデルを確認しましょう。
さらに、鍵盤の素材には樹脂製や木製、木材と樹脂を組み合わせたハイブリッドタイプなどがあります。
鍵盤の重さだけでなく、押したときの抵抗感や戻り方、弱く弾いたときと強く弾いたときの反応も重要です。
可能であれば、購入前に実機を試弾し、自分の手に合うタッチか確認しましょう。
電子ピアノはどの価格帯を選べばよいですか?
電子ピアノの価格帯は幅広く、必要な性能や使用目的によって適したモデルが変わります。
- 10万円未満
持ち運びやすい卓上型を中心に比較的シンプルなモデルが選びやすい - 10万円以上20万円未満
88鍵盤やハンマーアクションを搭載した据え置き型など選択肢が広がります。 - 20万円以上
木製鍵盤やスピーカー性能などにこだわったモデルも増る - 30万円以上
上位クラスの鍵盤機構や音源、表現力を重視した製品が選択肢になります。
予算だけで決めず、必要な機能とのバランスで選びましょう。
ヤマハ・カワイ・ローランド・カシオ・コルグの違いは何ですか?
メーカーによって、音色や鍵盤のタッチ、搭載されている機能、デザインなどに特徴があります。
- ヤマハ:アコースティックピアノの製造技術を生かした音やタッチ
- カワイ:木製鍵盤や温かみのある音色
- ローランド:電子楽器メーカーならではの音源技術や表現力
- カシオ:コンパクトなモデルや価格とのバランス
- コルグ:シンプルでスタイリッシュな製品
ただし、同じメーカーでもモデルによって性能は異なります。
メーカー名だけで決めず、候補モデルを実際に比較することが大切です。
電子ピアノは購入とレンタルのどちらがよいですか?
長期間ピアノを続ける予定があり、自分専用の楽器として使いたい場合は購入が向いています。
一方、初心者や子どもがピアノを続けられるか分からない場合は、まずレンタルで試す方法もあります。
レンタルなら、自宅に設置したときのサイズや音量、鍵盤のタッチなどを実際の生活環境で確認できます。
引っ越しが多い場合や一時的に使用したい場合にもレンタルが選択肢になります。
購入とレンタルのどちらにするかは、使用期間や継続する可能性、住環境などを考慮して判断しましょう。
卓上型の電子ピアノと据え置き型はどちらがおすすめですか?

- 卓上型電子ピアノの特徴
本体が比較的コンパクトで、限られたスペースに設置しやすい点がメリットです。
専用スタンドや椅子などを別途用意する必要がある場合があり、毎回の設置や片付けが負担になることもあります。 - 据え置き型電子ピアノの特徴
ピアノに近い形で安定して設置でき、専用のスタンドやペダルが一体になっているモデルもあります。
毎日練習する場合は、椅子に座ったときの姿勢や鍵盤までの高さも確認し、無理なく演奏できるタイプを選ぶことが大切です。
電子ピアノを購入するときに椅子やスタンドも必要ですか?
卓上型やポータブル型の電子ピアノを購入する場合は、安定して設置するための専用スタンドやキーボードスタンドが必要になります。
また、長時間練習するなら、演奏姿勢を保ちやすい高さ調整可能なピアノ椅子を用意するとよいでしょう。
子どもが使用する場合は、足が床に届かないことで姿勢が不安定にならないよう、補助ペダルや足台も確認しておきたいポイントです。
本体価格だけでなく、スタンド・椅子・ペダルなどを含めた総額で予算を考えましょう。
電子ピアノを購入する前に試弾したほうがよいですか?
電子ピアノは、購入前に可能であれば試弾しておくことをおすすめします。
同じ88鍵盤のモデルでも、鍵盤の重さや押し始めの抵抗、鍵盤が戻る感覚、音の広がりなどは製品によって異なります。

試弾するときは、低音から高音まで弾くだけでなく、弱く弾いたときと強く弾いたときの音の変化、ペダルの操作感、スピーカーから聞こえる音なども確認しましょう。
自宅でヘッドホンを使う予定がある場合は、ヘッドホン使用時の音の聞こえ方も購入前に確認しておくと安心です。
まとめ
電子ピアノを選ぶ際は、価格やメーカーの知名度だけで決めるのではなく、使用目的・鍵盤のタッチ・音質・設置スペース・予算を総合的に比較することが大切です。
特にピアノレッスンや長期的な練習を目的とする場合は、88鍵盤やハンマーアクションなど、アコースティックピアノに近い演奏感を備えたモデルを検討するとよいでしょう。
一方、趣味で楽しむ場合は、コンパクトさやBluetoothなどの便利な機能を重視する選び方もあります。
また、ヤマハ・カワイ・ローランド・カシオ・コルグなど、メーカーによって鍵盤や音源、機能に特徴があります。
購入後の後悔を防ぐためにも、予算だけでなく実際に試弾して鍵盤の重さや戻り、音の表現力、ペダルの操作感などを確認し、自分の演奏スタイルや生活環境に合った電子ピアノを選びましょう。








